結婚したら住民票はどうなる?入籍後に必要な変更手続きと取得方法

住民票

婚姻届を提出後、住民票に自動的に反映される内容は「婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍・筆頭者の氏名・世帯主との続柄※」です。

※世帯主との続柄は、婚姻届の提出前から「世帯が一緒」だった場合に適応されます。
「同居人/未届の妻・夫」から「妻」「夫」に変わります。

住所変更がある(あった)場合は、住所地の役所で住民票の住所移動(転出・転入/転居)の手続きを行なう必要があります。

また住民票に記載されている「世帯主」「あなたとの続柄」は、住民異動届(世帯変更届)での変更が必要になり、同棲後や結婚後に別々だった世帯を一緒にする際は「世帯合併」を行ないます。

婚姻届提出で自動的に修正される住民票の内容

【氏名】
変更後:戸籍の氏(結婚後、名乗ることを選択した氏)

【本籍】
変更後:婚姻届に記載した新しい本籍

【筆頭者】
変更後:婚姻届に記載した新しい本籍の筆頭者の氏名(結婚後、名乗ることを選択した氏の人)

【(世帯主と)あなたとの続柄】
(世帯を同じにしていた場合)
変更前:同居人、未届の妻(夫)
変更後:妻(夫)

世帯を別にしていた場合は、住所地の役所で「住民異動届(世帯変更届)」の手続きで世帯合併を行ないます。

新しい住民票はいつから取得できる?

婚姻届を提出・受理後、以下のような手順を経て、新しい戸籍情報が反映された住民票が取得できます。

婚姻届を提出・受理される

婚姻届の情報(氏名・本籍地・筆頭者など)を反映した新しい戸籍が作られる

新しい戸籍情報が記載された戸籍謄(抄)本や住民票が取得できる

婚姻届を住民票記載以外の役所に提出する場合は、新戸籍での住民票が取得できるまで、役所によって異なりますが約1週間~10日かかります。

住民票を即時発行する方法

役所などの開業時間内で、以下のいずれかに当てはまれば、婚姻届の提出後、当日中に新しい住民票を取得できます。

  • 婚姻届を提出した役所が住民票の住所地と同じ
  • 婚姻届受理証明書を取得して、居住地の役所で住民票を取得する

早朝・夜間・休日・祝日など開業時間外だと、提出した婚姻届は「預かり」になり、受理されるのは翌開業日・時間になる※ので、すぐに住民票や婚姻届受理証明書の発行ができません。

※開業時間外でも、基本的に提出日=入籍日(婚姻届受理日)になるので、そこは安心してください。

また住民票の「世帯主」と「世帯主との続柄」を変更する際は、住所地の役所で「住民異動届(世帯変更届)」の手続きを行なう必要があるので、住民票の取得前に済ませておきましょう。

婚姻届を提出した役所が住民票の住所地の役所と同じ

婚姻届を提出した役所と住民票の住所地の役所が同じであれば、手元に新しい戸籍情報があるので、すぐに発行してもらえます。

この場合は住民票取得用に婚姻届受理証明書を発行する必要はありません。

婚姻届受理証明書を取得して、住所地の役所で住民票を取得する

婚姻届受理証明書とは婚姻届を提出した役所で取得可能な「婚姻届を受理したことを証明する公文書」です。1通350円。

戸籍謄(抄)本が出来上がるまでの代わりとして使えるもので、婚姻届を提出した役所≠住民票の住所地の役所であれば、

1.婚姻届を提出した役所で、婚姻届受理証明書を取得する

2.住民票のある住所地の役所に行く

3.婚姻届受理証明書を持参して住民票を発行する

という手順を踏めば、婚姻届提出当日に住民票が取得できます。

住民票を発行する前に「世帯主」と「世帯主との続柄」の変更をしたり、マイナンバーカードの氏名変更の手続きをしたりすると、後日、変更の各申請をしなくて良いので時間と手間が省けます。

住民票の住所変更は「引っ越しで新住所になった時」

住民票の住所変更が必要になるのは、引っ越しなどで住所が変わった時です。

「引っ越しをして、一緒に暮らし始めた後、婚姻届を提出する」
「婚姻届を提出後、引っ越しをして、一緒に暮らす」

のいずれの場合でも、引っ越しの際「転出・転入」「転居」の手続きをして、現住所を変更をすることになります。

住民票の世帯主・続柄は住民異動届で変更

住民票に記載されている「世帯主」「続柄」は、住所地の役所で住民異動届(世帯変更届)を提出することで変更が可能です。

「結婚後、世帯を一緒にする」という場合は「世帯合併」を行ないます。

  • 別々の住所に住んでいるが、結婚を機に同じ住所になる
  • 結婚前に同棲をしており、住所は同じだが、世帯は別

のどちらの場合でも、結婚後「世帯合併」をしなければ、同じ住居に住んでいる夫婦でも「別世帯」扱いになり、お互いの住民票に相手の名前は記載されません。

婚姻届の提出時に、世帯合併手続きが一緒にできるのは、婚姻届の提出・受理された役所と住所地の役所が同じ場合です。異なる場合は、婚姻届の提出後、住所地の役所で手続きを行ないます。

住民票の必要枚数は?

住民票の必要枚数は、各手続きの有無によって異なりますが、1枚は取得した方が良いです。

特に運転免許証の本籍、氏名の変更の際は、本籍地記載の住民票を提出する必要があります。

住民票ではなく、戸籍謄・抄本を使用する場合は、それらのみでは現住所の確認が取れない為、郵便物や健康保険証なども必要になります。また婚姻届受理証明書は受付不可です。

他にも、車庫証明、車検証、賃貸契約の際などにも住民票が必要になるので、必要な手続きを確認して用意しておきましょう。

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