結婚式を挙式のみでするには?費用相場やご祝儀・引き出物の有無など「小さな結婚式」の仕方

挙式のみ

挙式と披露宴の両方を行なうのが一般的ですが、中には「披露宴を行なわず、挙式のみの結婚式をする」というカップルも少なくありません。

挙式のみの結婚式を選択する理由はカップルによって様々ですが「諸事情で、すぐに結婚式をすることになった」「結婚式の費用を安く抑えたい」「派手な披露宴が苦手なので、挙式と会食の形にしたい」という方々に選ばれています。

挙式のみの結婚式のメリット

結婚式費用が安く抑えられる

結婚式と披露宴、どちらにお金がかかると言えば、断然「披露宴」です。

その為、挙式のみの結婚式であれば、かなり安くなり、結婚式場や利用するプラン、ランクアップの有無にもよりますが「10~15万円あれば挙げられる」という式場もあります。

フォトウエディングに+αしたくらいの料金で結婚式が挙げられるので「自分たちだけではなく、家族や友だちにも自分たちの晴れ姿を見てもらいたい」を思うカップルにも選ばれています。

また挙式後、招待客と一緒に料理を楽しむ「会食」という形式で、食事をされる場合が多いですが、それでも披露宴を行なうよりは遥かに安上がりですね。

ちなみに挙式料は参列者の人数で金額が変わりません。
二人だけでも、家族や親族、友だちを呼んだ数十人規模でも基本的に同価格になります。

披露宴は人数が増えれば、用意する料理や飲み物、引き出物・引き菓子などの数も増え、その分金額も上がるので、総費用も高くなります。

準備期間が短い

最短1~2週間後に式が挙げられる

一般的な結婚式・披露宴は、いわゆる「お急ぎ婚」でも、準備期間として3ヶ月は欲しいところです。

挙式のみの結婚式ならば、空き状況によっては最短で1~2週間ですぐに式が挙げられるので「事情があり、すぐにでも結婚式をしたい」というカップルにも選ばれています。

参列者の人数は多くならず、用意する案内状の数も少なくて済み、披露宴のように招待客のリストアップや席次表作成、引き出物・引き菓子の手配など、手間と時間がかかる決め事がない分、打ち合わせ回数も1~2回程度で準備期間が短くて良いのです。

ケジメが付けられる

結婚式は、二人が「結婚をする」という自覚が持てたり、両親や親戚、友人への感謝の気持ちを伝えたりする場です。

「予算的に厳しいけれど、記念に婚礼衣裳は着たい」

「妊娠中なので長時間の挙式披露宴は難しいけれど、結婚式は挙げたい」

「(再婚や年齢が高いなど)で派手な事は避けたい」

というカップルにも、挙式のみの結婚式が選ばれています。

気になる費用相場は?

予算

では実際に、挙式のみの結婚式を行なう場合、どれくらいの金額がかかるのでしょうか?

少人数専門&格安ウェディング式場「小さな結婚式」が提供する基本プランを参考に考えたいと思います。

挙式の基本プラン

挙式プランの内容は式場ごとに多少違いがありますが「基本プラン」に含まれるのは以下のような内容が一般的です。

【基本プラン】
□挙式料(人前式)
□司祭者(式進行)
□音響・照明
□衣装レンタル(ドレスタキシード
□新郎新婦着付け
□小物一式
□新婦ヘアメイク
□写真(六つ切・1ポーズ/台紙付き)
式場装花(アートフラワー)
□結婚証明書

料金は会場のタイプによって差があり、以下の金額になります。

  • 少人数チャペル:67,000円
  • レストラン:67,000円
  • ホテル・専門式場:98,000円
  • 国内リゾート:98,000円~

「最低でも67,000円あれば結婚式が行なえる……」と考えるのは、ちょっと早いです。
基本プラン外で別途、用意する必要があるアイテムもあり、それらを含めると実際は10~15万円くらいの価格になります。

【料金外】
ブライダルインナー
□新郎シャツ(礼服用ウイングカラーシャツ)

ブライダルインナーや礼服用シャツは「直接、肌に身に付けるもの」なのでレンタル不可で、自前で準備する必要があります。
どちらも値段は物によって、ピンきりで、ブライダルインナーは13,000円~、礼装用シャツは6,000円~あれば、それなりに良いものが揃えられると思います。

こだわり有りならプラス料金もかかる

基本プランから「もう少し良いものにしたい、追加したい」という場合は、ランクアップ、グレードアップも可能です。

ただし別途料金がかかるので、基本プランが10万円程度でも、アップ内容によっては、20~30万円以上の金額になることを覚悟する必要があります。プラス料金になりやすい部分は以下の通りです。

  • 衣裳代:ドレス・タキシードのランクアップ
  • 小物一式代:小物のランクアップ
  • 写真代:枚数アップ、データの渡し有り
  • アルバム代:内容のグレードアップ
  • ブーケ・ブーケトニア:追加
  • 会場装花代:生花に変更
  • 土日祝日料金:挙式日を平日から変更
  • ペーパーアイテム代:案内状などの作成

基本プランの内容はあくまでも「これだけあれば、挙式として充分に成立する」ものなので

「もっと素敵なドレスが着たい(プラン内のドレスで気に入るものが無かった)」
「写真データをもらって、自分たちで印刷して家族や友人に配りたい」
「平日だと来る人が限られるので、土日に行ないたい」

という要望が多ければ多くなるほど、金額が上がりやすくなります。
挙式のみの結婚式が安くなるか高くなるかは「予算を優先させるか?自分たちの希望を優先させるか?」によって大きく違いますね。


ちなみにゼクシィ結婚トレンド調査2016によると、挙式料の全国推計平均額は31.5万円です。

挙式料

【挙式会場別の平均金額】
一般の結婚式場:46.8万円
ホテル:28.2万円
神社:19.8万円
教会(国内):44.7万円
レストラン:18.8万円
ハウスウエディング(ゲストハウス):50.4万円

【挙式形式別】
神前式:28.8万円
キリスト教式(教会式):45.3万円
人前式:29.3万円

(安い)レストラン>神社>ホテル>専門式場>ゲストハウス(高い)
(安い)神前式>人前式>キリスト教式(教会式)(高い)

ゼクシィ結婚トレンド調査の回答者は「挙式+披露宴、披露パーティー」の形式で結婚式を行なった人が大多数なので「挙式のみ」という場合は、もう少し金額が違ってくるかもしれませんが、一つの参考になれば幸いです。

ご祝儀・引き出物はどうすれば良い?

ご祝儀

ご祝儀は「祝儀の際の寸志」の意味ですが、披露宴開始前の受付で渡すご祝儀は「自分(=招待客)の料理や飲み物、引き出物の代金」という意味合いも出てくるので、挙式のみの結婚式の場合、ご祝儀は不要です。

同じく引き出物・引き菓子については「披露宴に招待した人に渡す品物」なので、挙式のみの場合は用意しません。

案内状に「なお 当日はご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」と一文を明記しておくと(「引き出物は用意しません』)を暗に伝えられるので、互いに気を遣わずに済みます。

それでも「結婚祝い」として渡したいと思う人もいるので、結婚祝いを受け取った場合は、後日「内祝い」でお返しをします。
「後日、お返しの品を贈らせていただきます」と伝えておくとベターです。

プチギフトを用意しても◎

プチギフト

「結婚式に出席してくれたお礼がしたい」という場合は、引き出物の形式ではなく小さな手土産を用意するのも良いですね。

2人揃ってのお見送りの際に「今日は来てくれてありがとう」と渡します。
お菓子や紅茶、入浴剤、雑貨など、1,000~1,300円を目安にかさばらないものが向いています。

挙式後は「会食」が定番

挙式のみの結婚式の場合、披露宴はありませんが「会食」という形で食事をするのが一般的です。

自分たちで手配する他、挙式を行なう会場に近隣の提携レストランや料亭を紹介してもらったり、挙式会場がレストランであれば挙式後そのまま食事をすることも可能です。

食事代の負担に関しては

  • 自分たち持ち
  • ご祝儀制:引き出物や引き菓子を用意する
  • 会費制:引き菓子やプチギフトを用意する

などが考えられます。
どの方法が良いのかは、料理のコース内容、会食に出席する人の顔ぶれ、人数、自分たちの希望によっても、変わってくるので、最も折り合いが付くものを選んでみてください。

案内状(招待状)の文例

いわゆる「招待状」は、結婚披露宴の案内がメインになるので、挙式のみの場合は「案内状」の形を取るか、それ自体を用意しないこともあります。

挙式のみの結婚式で案内状を作成する場合は「結婚式を挙げることになりました」「挙式の日時、場所」がメインになります。
基本プランにはペーパーアイテム代は含まれていないのが大半なので、案内状を二つ折りのカードやハガキ使って手作りしたり、メールで知らせたりしましょう。

披露宴になると、席や料理、飲み物、引き出物などを用意する関係で、出席・欠席の有無を問う返信用ハガキは必要不可欠ですが、挙式のみであれば基本的に不要です。

謹啓
○○の候 皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます
このたび 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては 親しい皆様の末永いお力添えをいただきたく
挙式にお立ち会いいただきたく存じます
おいそがしい中 誠に恐縮ではございますが
私たちの新しい門出を見守っていただければ幸いに存じます

なお 当日はご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます

敬具

○年○月吉日

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挙式日  ○年○月(○曜日)
場所   (会場名)
時刻   ○時~
     (集合:○時○分 集合場所:場所名) 

式後に会食を行なうのであれば

「ささやかですが 小宴をもうけました
おいそがしい中と存じますが
ご出席くださいますよう ご案内申し上げます」

の一文を入れて、返信はがきを同封した方が良いですね。

いかがでしたか?

ゼクシィやマイナビウエディングを始めとした式場検索サイトでは、条件に「挙式のみOK」にチェックを入れると「挙式のみ」で結婚式が可能な式場を絞り込めます。

そこから式場見学やブライダルフェアの予約も行なえます。優待や無料試食などの限定特典が利用できる場合も多いので、是非とも活用してみてください。

式場見学の際は、基本プランや料金設定だけではなく、挙式場の雰囲気や「自分たちがしたい結婚式が叶えられるかどうか」も忘れずに確認しておきましょう。

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