一時引き上げを賢く活用!結婚式費用をクレジットカードでお得に支払いするコツ

花嫁とクレジットカード

結婚費用で最も高額になるのが挙式・披露宴・披露パーティーです。

全国平均は352.7万円(出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2016)。

結婚式場で支払い方法としては「指定の金融機関口座への振込」と「現金払い」、「クレジットカード払い」が利用できます。

※カード払いが不可な結婚式場もあるので、自分たちが結婚式を行なう会場の支払い方法を今一度確認しておきましょう。

クレジットカードで支払うメリットは以下の通りです。

  • 振込手数料が掛からない
  • 後払いになるので、ご祝儀を充てられる
  • 利用金額に応じてポイントが貯められる

同じ金額を支払うのでも、クレジットカードを間に挟んだ方が確実にお得になります。

しかしながら、結婚式費用が350万円と高額だったり、手持ちのクレジットカードの毎月のカード利用枠が数十万だったりすると「自分のクレジットカードで支払いが本当に可能なのだろうか?」と悩む人も少なくありません(実際に管理人も悩みました……)。

今回は手持ちのクレジットカードで問題なく支払う為にはどうすれば良いか?と利用時の注意点について紹介したいと思います。

高額な支払い額も「結婚式費用&利用限度額一時引き上げ」なら審査も通りやすい

一時引き上げと恒常引き上げ

カード利用枠の引き上げには「一時引き上げ」と「恒常引き上げ」の2種類あります。

今回のように「結婚式場の支払いで、利用可能枠を引き上げたい」という場合は、一時引き上げを利用します。

一時引き上げは

  • 利用目的が明確な分、審査が通りやすい
  • 恒常引き上げの利用額上限より、高い金額を設定できる

というメリットがあり、クレジットカードによっては「ブライダル専用コース」や「ブライダル一時利用増額」などの名称で、一時引き上げが利用できます。

例えばエポスカードのブライダル専用コースでは、利用可能枠上限を「400万円まで」に設定されています。

引き上げ希望期間は最長で3ヶ月なので、例えば「今月は引っ越し代金、来月は新婚旅行代金、再来月は結婚式場費用……」と、通常のカード利用枠以上の高額な支払いが続いても安心ですね。

【結婚準備のリアル管理人の体験談】
私の手持ちのクレジットカードは「カード総利用枠60万円、締め日は末日」です。

結婚式費用(約120万円)と新婚旅行費用(約55万円)の支払い月が同じ5月になり「万が一、利用上限額が150万しか通らなかったら困る」と思い、新婚旅行費用の支払い(JTBのトラベルサロンで窓口支払い)を5月から4月30日に変更したのですが「加盟店によってカード利用日が翌月の1日になる可能性がある」という情報を得ました。

「支払い日を変更した意味がない……」と思いつつ、クレジットカード会社のメンバーズデスクで相談した結果「旅行代金の支払い日が翌月になっても大丈夫なように、一時引き上げの金額を200万円に設定する」という対応になりました。

恒常引き上げの最大額が150万円と記載されていたので、一時引き上げも同額だと思ったのですが、実際には「一時引き上げの金額は(審査が通るかは別問題として)支払い予定金額に合わせて設定するもの」だったので、200万円でも大丈夫でした。

ちなみに、JTBに訪問予定日を変更後「高島屋のブライダルクラブ特典の割引は、JTBのクレジットカードまたは現金払いにしないと適応にならない」という連絡が来ました。
ブライダルクラブの割引と手持ちのクレジットカードで貯まるポイントを比較した結果「ブライダルクラブの割引の方が確実にお得※」と分かったので、店頭での現金払いを選ぶことになりました。

高島屋のブライダル特典:ルックJTBで旅行代金を5%OFF。
クレジットカードのポイント:利用代金あたり1%のポイント還元。

一時引き上げは「入会半年後」から可能

クレジットカードにもよりますが、一時引き上げなど増枠(増額)が可能なのは「入会後半年以上経過してから」という場合が多いです。

増枠の審査を行なう際には、そのクレジットカードを利用してきた履歴「クレジットヒストリー(通称:クレヒス)」が必要になるのですが、入会後半年未満だと充分なクレヒスが無い為に「対象外」になってしまいます。

その為「高額な結婚式費用をクレジットカードで支払いたい」のであれば、支払い予定日の半年以上前にクレジットカードの入会手続きを行なう必要があります。

一時引き上げを行なう場合は、できれば入会から1年以上経過していて、毎月の支払いが滞っていないクレジットカードを選ぶことをおすすめします。

一時引き上げは分割不可!翌月一括払いのみ対応

一時引き上げの支払い方法は「翌月一括払い」になり、分割払いやボーナス払い、リボ払いは利用できません。

同じ月(起算日から締め日まで)に複数の高額な支払いがあると、一時引き上げで設定した利用限度枠よりも超過してしまう可能性が出てきます。

「結婚式費用はAカード、新婚旅行代金はBカードにして、それぞれ一時引き上げを申込む」など、超過しない

申込みの流れ

申込み→確認・審査→結果連絡

一時引き上げは「ネット」または「電話」で申込みを行ないます。

申込みを行なうのは、支払い予定日の1ヶ月前~1週間前が目安です。
直近で行なうと(後で詳しく説明しますが)「審査の為にカード会社に見積もり書の提出が必要」という可能性もあるので、早め早めに連絡をしておくと良いです。

ちなみに私は一時引き上げで何百万まで対応してくれるのか分からなかったので、メンバーズデスクに電話連絡をしました。

電話連絡の場合は、オペレーターに繋がった後「結婚式費用をクレジットカードで支払いたいので、利用枠の一時引き上げをお願いしたい」と伝えます。

その時に本人確認の為に

  • カード番号
  • 名前
  • 生年月日
  • 登録住所
  • 登録電話番号

などの事項を質問されるので、答えられるようにしておきましょう。

※結婚してクレジットカードの氏名変更を行なっている場合、新しいクレジットカードが届いていなくても、クレジットカード会社のメンバーズページの名前が新姓に変わっていれば、新姓での名前を伝えればOKです。

審査の際に、一般的に聞かれる事項としては「自身の年収」や「勤務先の確認(登録した勤務先と変更は無いか)」が挙げられますが、結婚式費用の支払いを目的とした一時引き上げの場合は

  • 結婚式の費用額
  • 結婚式場・担当者
  • 挙式日
  • 支払い予定日
  • 招待人数

も合わせて質問されます。
これは「本当に結婚式の費用を支払うことを目的に引き上げを希望しているのか」を調べる為の質問になりますね。

また「結婚式場と新婚旅行の費用を支払いたい」という場合は、

  • 新婚旅行代金
  • 新婚旅行先
  • 滞在日程
  • 前払いと現地払いの予定日

など、新婚旅行についても質問されるので、それぞれ答えられるように用意しておきましょう。

引き上げ希望金額によっては、見積もり書を郵送、FAXで提出をして審査を待つ必要があります。

ちなみに結婚準備のリアル管理人の場合は「200万円は提出不要、300万円は要提出」でした。
何百万になれば見積書の提出が必要になるかは、カード会社によって対応が異なるように思います。

【結婚準備のリアル管理人の場合】
元々のカード総利用枠:60万円
一時引き上げ目的:結婚式費用と旅行代金の支払い

当初は「結婚式費用が約120万円。旅行代金が前払いで約55万円、オプショナルツアーの現地支払いが約50万円。(現地での買い物や食事代で数十万円)」として、利用額を300万円で希望していました。

その時は「審査を行なう際に、結婚式費用と旅行代金の見積もりが必要になるので、郵送またはFAXで送って欲しい(申込みから結果報告まで数日~1週間かかる)」「結婚式場に連絡する可能性がある」という説明を受けたのですが、その連絡の前に

・現地でのオプショナルツアー代金は約50万円ではなく、約5万円だった(448.00ドルを、4480ドルと勘違いした)
・旅行会社(JTB)に「高島屋のブライダルクラブの割引特典を受けるにはJTBのクレジットカード以外は不可」と言われた

という事情が出てきて、結局は「200万円でも充分に支払える」ことが分かったので、金額を「200万円」に下げて申請を行なった所、数分後に「審査通りました」という連絡を受けました。300万円の時とは異なり、見積もり書の提出は不要になって審査結果もすぐに分かったのと、おそらく結婚式場への電話連絡も無しになりました。

楽天カード利用時の注意点

楽天カード

新生活や結婚を切っ掛けにクレジットカードを持ち始めた時に「楽天カード」を選んだ人も多いと思います。

関連記事:【項目別】新生活を迎えた新婚さん向けおすすめクレジットカードまとめ

100円ごとに1ポイント貯まり、楽天グループのサービス(楽天市場、楽天ブックス、楽天トラベルなど)の支払いに活用できるなど、使い勝手の良さが魅力的です。

ただし楽天カードの利用をする場合は、以下の3点に気を付ける必要があります。

  • 利用可能枠の一時的な増枠には、入会後半年以上の経過が必要
  • 利用可能枠の一時的な増枠には、前回増資後、半年以上の経過が必要
  • 利用限度額は最大で300万円

【入会後半年未満・前回増資後、半年未満】
どちらの場合でも、現在の利用可能枠内の金額しか、支払いに利用できません。これは楽天カードに限った話では無いです。
「結婚式場に支払いを行なう前までに増資が可能かどうか」を確認しておく必要があります。

【利用限度額は最大で300万円】
楽天カードの一時的な増枠は「現在のご利用可能枠の最大2倍まで」「100万円まで」が上限ですが、これは楽天e-NAVIを利用した場合の話です。
楽天カードコンタクトセンターに電話して、審査を通過すれば、最高300万円まで増額できます。

ただし、どれだけ頑張っても「最高300万円」なので、結婚式場で支払う金額が300万円overになると、支払い方法を工夫する必要が出てきます。

ちなみにツイッターでは「結婚式費用の支払いの為に上限を500万にして欲しいと連絡したら、翌日に強制解約された」という話を見付けました。
かなり珍しいケースかと思いますが「楽天カードの利用枠上限は300万円まで」で無理しないことが大切ですね。

1枚のカードで結婚式費用が支払えない場合は?

カード利用上限枠の関係で1枚のクレジットカードで全額支払えない時は、以下のような支払い方が可能かどうかを結婚式場と相談してみて下さい。

  • 複数のカードで支払う
  • カードで支払い、残りを現金で支払う
  • 一括払いではなく、分割払いにする

いかがでしたか?

結婚式費用の支払いをクレジットカードを行なう場合は、

1.(挙式半年以上前に)支払い予定のクレジットカードを作る
2.結婚式場に支払い方法を確認する
3.結婚式場から最終見積りをもらう(目安:挙式2週間前)
4.カード会社に連絡して利用枠の一時引き上げを申し込む
5.必要があれば見積もりをカード会社に提出(郵送・FAX)する
6.審査通過
7.結婚式費用をクレジットカードで支払う

という流れになります。

せっかく何百万の支払いをするのだから、ポイントを多く貯めたいと思うのは当たり前のことです。

その為の段取りはきちんと行なわないと「支払えると思ったのに支払えなかった!」というショックが大きくなり、二人の不仲やケンカの原因になってしまうので、余裕を持って行動することをおすすめします。


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