長さや種類にも注目!挙式時のドレス姿をさらに美しく魅せるウエディングベールの選び方

ウェディングベール

挙式でウエディングドレスを着るならば、必要不可欠なウエディングアイテムがウエディングベールです。

小物合わせの時にさらっと決める人が多いウエディングベールですが、ウェディングドレス姿をより良く引き立てる為に、ベールの種類や長さ(丈)などにも、抜かりなくこだわりたい所です。

自分が選んだドレスをイメージしながら「どんなウエディングベールが似合うのか?」を考えてみましょう。

ウエディングベールの種類

ウエディングベールには、大きく分けて

  • フェイスアップベール
  • マリアベール

の2種類があります。

フェイスアップベール

フェイスアップベール

楕円形または長方形のベールを途中で折り返したタイプのベールです。

折り返した部分にコームを付けて、アップした髪にコームを差して、ベールを固定します。

教会式の挙式では、最初はベールのフロント部分を顔の前に下げて入場(この状態を『ベールダウン』と言います)。その後、新郎の手で顔の前のベールを上げる「フェイスアップ」を行ないます。

その為「親にベールダウン、彼にベールアップをしてもらいたいから」という理由で、フェイスアップベールを選ぶ人も多いですね。

マリアベール

マリアベール

頭の上からすっぽりと被るタイプのベールで、聖母マリアが付けていたことから「マリアベール」という名前が付けられました。

形は楕円形(または円形)。
顔を隠さず、ベールの端が顔周りに来るように着用します。

ベール自体に存在感があり、裾にレースが付いているので、レース越しに見える横顔の印象も華やかに魅せてくれます。

本来は一枚の布をさらっと被せて使用しますが、花嫁が動き回るウエディングシーンでは、ベールを頭に被せた後に上からUピンなどで固定します。

マリアベールの着脱を簡単にする為に、コームを付ける方法もありますが、ベールを付ける位置が限定されたり、フェイスアップベールやショールとして使えなかったりするのがデメリットです。

「どうしてもマリアベールにコームを付けず、ベールダウンやベールアップをしたい」という場合は、ベールを2つに折り返した後に、ピンで留める方法もあるので、衣装合わせ時に相談してみましょう。

ベールの長さ

ウエディングベールは「長さが格式を表す」と言われるほど、長さが最重要になります。

ベールが長ければ長いほど格調が高くなり、短ければ短いほどカジュアル感が出てきます。

自分が選んだドレスのデザインや挙式スタイルに応じて、ベールの丈を考えてみましょう。

ロングベール

ロングベール

長くトレーンを引いたものから床丈の長いものまでを「ロングベール」と呼びます。

格式ある教会結婚式やフォーマル度が高いウエディングシーンでは、ロング丈のベールが定番です。

ロングベールには

  • セミロング丈:床を少し引きずるくらい
  • ロング丈:ドレスのトレーンよりやや長い
  • ベリーロング丈:非常に長い

の丈があり、ウエディングドレスのスカート裾やトレーンの長さ、会場の広さによって、丈を考えてみましょう。

ショートベール

ショートベール

ショートベールはウエスト丈またはヒップ丈くらいのベールの長さを指します。

ベールが引きずらない分、動きやすいので、レストランウエディングやガーデンウエディングなどにも相性が良いです。

【ウエスト丈】
後ろ姿のウエスト部分の装飾を見せたいときに丁度いい長さ。

【ヒップ丈】
全体的なバランスがよく見える長さ。
ウエディングドレスのトレーンの裾部分の装飾を見せたいときにも丁度いい。

ウエスト丈とヒップ丈のどちらかで迷ったときは、同じデザインで丈が違うものを試着してみて、前だけではなく、横や後ろから見たときのバランスで考えてみると良いです。

ミニベール

カジュアルな挙式や「披露宴でもベールを付けたい」と思う場合には、肩までのベリーショート丈のミニベールも利用されています。

ベールが短くなればなるほど、カジュアル感とキュートさが増してくるので「挙式では王道のロングベール、披露パーティーではカジュアルなミニベール」という風にイメージシェンジするのも素敵ですね。

ベールハット

ベールハット

伝統的なウエディングハット(ブライダルハット)とベールが一体化になったのが「ベールハット」です。

大きめの帽子のデザインには、髪型やドレスはシンプルがぴったり。
ヘアスタイルはアップヘアで顔や襟足がすっきりしたもの、ドレスは装飾やシルエットラインがシンプルなタイプと似合います。

デザイン別ベールの名前

ドレスやヘアのイメージに合わせて、ベールのデザインにもこだわりたいものです。

ウエディングヴェールでよく用いられるデザインをまとめてみました。

【フラワーベール】
バラなど花のモチーフをあしらったベール。
上品な華やかさがあり、ロマンティックな雰囲気に仕上げます。

【ドットベール】
水玉柄(ドット)のベール。
ドットの大きさによっても雰囲気が変わり、大きめは「明るくてキュート」、小さめは「セクシー」な印象になります。

【金糸ベール】
金糸をあしらったベール。
自然光やライトに金糸が反射することで、華やかな印象と高級感があります。

【ビーティングベール】
ビーズ刺繍を施したベール。
動きに合わせてビーズがキラキラと輝くので、華やかな印象になります。

【カッパベール】
指先や手首にベールを通して(引っ掛けて)身に付けるベール。
ショールを着ているように見えるので、女神のような神秘的な雰囲気を漂わせます。

ベールの選び方

ウエディングベールの選び方は「ドレスと似合っていること」が最優先事項です。

ドレスとベール、どちらも主張が強いと互いの良さが失われてしまうので、トータルコーディネート的に全体のバランスがよく見えるベールを選びましょう。

ドレスのデザイン

シンプルで飾りが少ないドレス
→刺繍やレースなど、華やかさがあるベール

かなり豪華仕様なドレス
→ドレスを引き立たせるシンプルデザインのベール

教会で挙式をする
→ショートベールからロングベールまでの一定の長さがあるベール

背中やウエスト部分のドレスの装飾を見せたい
→ミニ丈、ショートベール(ウエスト丈)

ドレスのトレーンが長く、レースの装飾が素敵
→ミニ丈、ショートベールでシンプルなベール

【結婚準備のリアル管理人の体験談】
私が実際にウエディングベールを試着した時、恋人に「裾に何にも無いと、ベールを上げる時につまらない」と言われました。

元々選んでいたウエディングドレスがなかなか装飾に凝ったタイプだったので、ウエディングベールは何にもなしで超シンプルなもので良いかと思っていたので、ちょっと驚きでした。

それと、自分や相手が近くでマジマジと見て「良いな」と思ったのと、写真で見た時に「良いな」と思ったのは、それぞれ別のウエディングベールだったので「実際に近くで見た時に映えるもの」と「写真映えするもの」は別なんだなぁと実感しました。

最終的には、裾や全体に極小のビーズを縫い付けた「近くて見ていて素敵なもの」ではなく、裾にラッセルレースが付いた「写真映えのするもの」を選びました。

合わせたいヘッドドレスアクセ

ヘアアクセとベール

ティアラやクラウン、コサージュ、カチューシャなどのヘッドドレスアクセは、顔周りを華やかにするだけではなく、ベールと髪との境目をうまく馴染ませる効果もあります。

【ティアラ】
ティアラとベールの間に空間を作ると、まとめ髪が引き立ちます。
毛先のカールが隠れずにきれいに出るので、横から見ても美しいシルエットなりますね。

【コサージュ】
ベールの付け根にコサージュを付けると、ヘアの見え方も適度になるので、ベールとヘアスタイルのバランスが取れます。

ヘッドドレスアクセとベールを組み合わせる予定であれば、ベールの種類はフェイスアップベールが適しています。

マリアベールは頭を全て覆い隠すタイプのベールなので、ヘッドドレスアクセが目立たないだけではなく、ベールが外れる原因にもなります。ヘットドレスアクセをつける場合は、マリアベールの邪魔にならない位置に付けたり、大きさに注意したりしましょう。

髪型との相性は?

Aライン

ウエディングベールを付けるときは、「挙式」という儀式的な場に相応しく、正装感あふれるアップヘアが基本が基本になります。

「花嫁 髪型」で調べていると、ハーフアップやダウンスタイルなども良く見かけますが、それは披露宴や結婚パーティーの時にとっておきましょう。

髪は後頭部の下でまとめると、ベールのシルエットがきれいに出やすくなるのでおすすめです。

色味

ベールの色味は、ウェディングドレスの色に合わせて選びます。

ウエディングドレスと同系色またはやや濃い目の色のベールと組み合わせるのが定番です。

ドレスの色 ベールの色
ホワイト ホワイト、ソフトホワイト
ソフトホワイト
(ホワイトとオフホワイトの中間色)
ホワイト、オフホワイト
オフホワイト
(ほぼ白いが、わずかに黄色や灰色がかった色)
オフホワイト
ソフトアイボリー
(ホワイトとオフホワイトの中間色)
オフホワイト、 ソフトアイボリー
アイボリー
(淡く黄色がかった灰色気味の白色)
アイボリー、ソフトアイボリー

ベールはレンタル?購入?

ウエディングベールの手配方法は、ウェディングドレスと同じく「レンタル」と「購入」が2強です。

【結婚準備のリアル管理人の体験談】
料金はベールによってピンきりなのですが、私が小物合わせを行なった貸衣装店では、

【レンタル】
レースなしの超シンプルタイプ:6,000円+税
裾にラッセルレース付き:15,000円+税

【購入】
裾や腕周りの部分に繊細なビーズ付き:2~3万円以上?(金額うろ覚え)

これはウエスト丈のショートベールの料金なので、ロングベールやミニベールなど丈によって値段が異なる可能性があります。

繊細なデザインになればなるほど、どうしてもチュールの生地が破れたり、ビーズが取れたりしやすいので「購入一択」の傾向にあります。

レンタル

ベールは挙式時の数時間だけしか使わないこともあり「レンタルで済ませる」という人が大多数です。

ウェディングドレスのレンタルには、ベールを含むウエディング小物(パニエ、ヘッドドレスアクセ、ネックレス、イヤリングなど)は、ドレス決定後、二回目の衣装合わせで選ぶので「ウェディングドレスを試着した際に、ベールも一緒に選びました」という意見が目立ちます。

ベールはウェディングドレスに合うものを選ぶ必要があるので、ドレスの試着の際に一度に済ませられるのが利点です。

また式場によっては「別途で持ち込み料がかかる」「持ち込みは一切不可」という場合もあるので、ドレスはレンタルして、ウエディング小物は別に手配する際は、別費用がかかるかどうか確認しておきましょう。

購入

ベール購入派は「自分のこだわりで購入を選んだ」と「本当はレンタルで済ませたかったが、ベールは取り扱っていなかった」の2パターンに分かれます。

「気に入ったベールのデザインが購入しか無かった」

「ドレスをオーダーメイドにしたので、ベールもそれに合わせて作ってもらった」

「『顔に触れるものなので、ベールのレンタルは取り扱っていない』と言われた」

ドレスショップによっては「ベールのレンタルは不可」というお店もあるので、料金体系を確認することを忘れずに。

挙式が終わった後、使い道が無さそうなベールですが「テーブルクロス」や「ベビードレス」、「セレモニードレス」にリメイクする人もいるので「手元にウエディングアイテムを残しておきたい」という人は、購入も選択肢の一つとしてありだと思います。

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