結婚式の受付は誰に頼む?お願い前に知りたい必要人数や当日の流れ・仕事内容

受付

結婚式では、参列するゲストの方に役割をお願いすることがあり、その中の一つが「受付」です。

これは結婚式場のスタッフには頼めないことなので、誰かに必ずお願いすることになります。
急なお願いになるのは避けて、受付を頼もうと思っている人から招待状の返信はがきが届いた後、挙式の1ヶ月前までにはお願いします。

挙式1ヶ月前の打ち合わせでは「受付担当者は誰にするか?」を確認する場面もあるので、その前までには確約を取り付けておきたい所です。

1ヶ月前:第3回打ち合わせ内容
・料理の試食と決定
・席次表や挙式参列者名簿の提出
・引き出物・引き菓子の手配
・司会者との打ち合わせ
・宿泊される場合、宿泊者名簿の提出
・受付担当者の決定←今、この部分の話です

受付の人数

披露宴の招待人数や招待客の内訳によって異なりますが、受付の人数は4人のパターンが多いです。

「1人が案内係、1人がご祝儀係」で役割分担をするのが一般的です。

【案内係】主な仕事:招待客への対応
預かったご祝儀を、ご祝儀係へ渡す
招待客に芳名帳への記帳をお願いをする
招待客に配布物を渡す(席次表・お車代など)
開宴までの案内をする(控室の場所やウェルカムドリンクの説明など)

【ご祝儀係】主な仕事:ご祝儀を預かり、管理する
ご祝儀袋を案内係から受け取り、出席者名簿をチェックし、招待客の照会をする
ご祝儀と芳名帳を専用の袋に入れて、各家の両親などに渡す

受付の内訳は「新郎側2人、新婦側2人」が理想的ですが、各家の都合などの関係で「新郎側1人、新婦側3人」や「新郎側3人、新婦側1人」になる場合もあります。

また招待客は親族が中心で30人程度の少人数結婚式であれば、計2人(新郎側・新婦側で各1名)でも充分です。
その際は「新郎側の招待客が来た場合は、新郎側の受付役が案内係になり、新婦側の受付役はご祝儀係をする」という入れ替わりの役割分担をするという方法もあります。

1人だけが受付を担当すると「一度に招待客が来た時に対応が大変」、「トラブル(ご祝儀が無くなる、イレギュラーな招待客が来たなど)が起きた時に、一人では責任が負いきれない」、「途中でお手洗いに行きたくなった時に席を外せない」という事態が置きかねないので、最低でも2人居た方が安心感があります。

他にも3人「新郎側1人、新婦側2人」や「片方だけ3人」というケースもあり、受付を頼む人たちの関係性や各自の都合に応じて、人数調整をしてみてください。

受付は誰に頼む?親族でも良い?

受付をお願いする場合が多いのが、以下の関係にある人たちです。

  • 友人
  • 会社の同僚(同期や後輩)
  • 家族(兄弟姉妹)
  • 親族(いとこ)

お願いできる心当たりが複数いる場合は、

  • 人当たりが良く、誰もが好感を持てる
  • 責任感があり、信頼できる
  • フットワークが軽い(例:式場から家が近い、小さな子どもが居ない)
  • 自分よりも同等または目下の相手
  • 接客の経験があり、人に慣れている

という人に依頼すると良いでしょう。

挙式後、親族以外の招待客が控室に待機したり、披露宴会場で受付をしていたりする間に「親族で集まって親族紹介をしたり、集合写真を撮ったりする」という段取りが多いので、その時に家族や親族で参加する兄弟姉妹やいとこではなく、友人や同僚に受付をお願いした方が、慌ただしくならずに済みます。

親族中心の少人数結婚式だと、兄弟姉妹やいとこに受付を頼んだ方が、親戚の名前と顔がすぐに分かる分、受付の手はずがスムーズに行きやすいメリットがあります。他にも「ドタキャンの心配が無い」という利点も。

披露宴の受付開始時刻前には親族紹介や記念写真の撮影が終わるような段取りになるので、受付が間に合わないという心配はほとんど無いと思います。

また一般的な人数の結婚式でも兄弟姉妹が受付をしていることも少なくありません。
新郎新婦の家族は結婚式の主催者側になるので、招待客(ゲスト)である友人らに受付を頼まないことで披露宴までゆっくりしてもらえます。

ご祝儀で高額なお金を取り扱う分「身内に任せた方が安心感がある」「トラブルが起こりにくい」という意見もあります。

式場のスタッフに受付を頼もうと思っても断られてしまうのは「紛失時に責任を負えない」という理由からです。

受付が男性でも大丈夫?

「女性が受付をした方が華やかな印象になる」という理由で、受付を女性がやる機会が多いのですが、もちろん男性が受付をしても全く問題ありません。

「友人の結婚式に行ったら、受付は友人のお兄さんだった」という体験談は良く聞きます。

受付の流れと仕事

結婚式当日、式場スタッフから詳細な説明を受けると思いますが、受付をお願いする人に「今まで受付をしたことが無いのだけど、実際に何をすれば良いの?」と質問された時に、きちんと伝えられるように、受付の仕事と当日の流れを紹介します。

招待客を迎える

招待客:(受付に訪れる)
受付:(立ったまま一礼)
招待客:この度はおめでとうございます。
受付:ご出席、ありがとうございます。

ご祝儀袋を受け取る

招待客:(ご祝儀を渡す)
受付:ありがとうございます。お預かりいたします。
(ご祝儀袋を両手で頂く)
(名前を出席者名簿で確認、チェックして、ご祝儀袋の正面が招待客に向くようにお盆に積み重ねる)
※ご祝儀係がいる場合は、ご祝儀袋を渡して、確認~積み重ねをやってもらう。
お盆にご祝儀袋が多く集まってきたら、半分程度の量を紙袋に入れて、足元に置く。

芳名帳への記入をお願いする

受付:(招待客に向かって正面にした芳名帳を両手で差し出す)
恐れ入ります。ご記帳をお願いいただけますか?
招待客:芳名帳に記入

席次表を渡して、案内する

受付:(席次表を手渡して、控室や披露宴会場の場所を説明する)
「開宴までもうしばらくお待ち下さい。控え室は○○となっております。」
※招待客へのお車代やお礼などを新郎新婦から預かっている場合は、この時に手渡すこと。

手が空いた時は、出席者名簿と席札を照らし合わせて、今、どれだけの出席者が来ているのかを確認します。
お車代など、言付け物をきちんと渡してあるかも確認して、万が一渡し忘れがある場合は、信頼のおける人を受付の代理に立てて、招待客へ渡しに行きます。

預かったご祝儀を渡す

受付:本日はおめでとうございます。こちらが本日ご招待客様からお預かりしたご祝儀です。
(預かったご祝儀を両親や兄弟姉妹に渡す)

「両家ともご祝儀は一緒にまとめる」と言われない限り、それぞれのご祝儀は各家の両親や兄弟姉妹に渡します。

受付のお礼は「3千~5千円」が相場

受付のお礼は「3,000~5,000円」が相場です。

受付開始前に、お願いした方の親から「本日は宜しくお願いします」と言って目立たないように手渡します。

ただし受付が兄弟姉妹やいとこだと「身内だからお礼を渡さない」という場合もあるので、お礼の有無に関しては、親や親族と事前に話し合っておきましょう。

当日までに式場に確認・受付に伝えること

式当日、受付をお願いした人が戸惑わないように、事前に伝えておくことをまとめました。

  • 挙式前にも受付が必要か
  • 一緒に受付をする相手の人物像
  • 当日の服装
  • 受付係の集合時間と受付開始時間
  • 芳名帳に記入する内容
  • お車代などを渡す相手
  • 預かったご祝儀を最後に渡す相手
  • 遅刻者が出た場合の対処法

いくつかは式場に確認しておきたい項目もあるので、受付担当者を伝える際に確認しておくと安心です。

メッセージ・質問などをお待ちしています

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。