結婚式当日の親族紹介の仕方は?挙式参列者名簿で順番やどこまでの範囲をするか決めよう

親族

親族紹介とは、挙式前や挙式と結婚披露宴の間に時間を設けて、両家の親族を紹介し合うことです。

結婚を契機として「家と家との結び付き」や「今後の親戚付き合い」が発生することから、特に身内のみの少人数結婚式を行なう場合は、親族紹介を取り入れることが多いです。

1.第三回打ち合わせ前までに挙式参列者名簿を作成する
2.作成した挙式参列者名簿を司会役(両家の父親など)に渡す
3.結婚式当日、挙式参列者名簿を元に親族紹介をする

結婚式当日に詳しい説明があるかと思いますが、その前に「親族紹介はどのような形式で行なうのか知りたい」「どれだけの範囲まで」と、聞かれることも多いので、親族紹介について説明してみたいと思います。

挙式参列者名簿の書き方

挙式参列者名簿

親族紹介の際、カンペ的な役割を果たすのが「挙式参列者名簿」です。

式当日までに、新郎新婦、各家1枚ずつコピーしたものを渡しておくと、親族の氏名と続柄が確実に分かるので、親族紹介時に「ど忘れ」した時も助かります。

挙式参列者名簿は親族紹介で使う用紙と兼ねている為、挙式から来賓、職場の上司や同僚、友人などを招待している場合でも、それらの人は省略します。

紹介する順番に書く

親族紹介は新郎側:家族→父方親族→母方親族新婦側:家族→父方親族→母方親族の順番で行ないます。

【家族】父→母→兄弟姉妹→兄弟姉妹の配偶者→甥・姪
【父方親族】祖父母→おじおば→いとこ
【母方親族】祖父母→おじおば→いとこ

その為、挙式参列者名簿も上記と同じになるように記入していきます。
招待状リストを見ながら記入していくと、書き忘れを防止できます。

年齢ではなく続柄重視での紹介になるので、例えば「兄弟姉妹よりも姪の方が年上だ」という場合でも、兄弟姉妹を先に紹介します。

【「結婚準備のリアル」管理人の例】
――家族――



――父方親族――
叔父
叔母
――母方親族――
祖父
祖母
伯父
伯母
従兄
従弟
従姉

という順に書きました。

婿養子を取られる場合は、嫁入りとは逆の[新婦側→新郎側]になります。

ただし「婿養子にはなるが、結婚式は一般的な新郎・新婦で行なう」という場合は、新郎側→新婦側でも構いません。
このあたりは各家によって考えがあると思うので、両家で話し合うことをおすすめします。

続柄

親族表(続柄)

続柄は新郎・新婦本人から見た続柄を書きます。
以前、顔合わせ食事会や結納の際に、家族書・親族書を作成していれば、それを参考にするとスムーズです。

【1親等】


本人

(他に配偶者、子ども、配偶者の父母も入ります)

【2親等】
親の父:祖父
親の母:祖母
兄弟姉妹
▼兄弟姉妹の配偶者
姉の夫:義兄
妹の夫:義弟
兄の妻:義姉
弟の妻:義妹

※他に孫、孫の配偶者も入ります

【三親等】
祖父母の父:曽祖父
祖父母の母:曾祖母

親の兄:伯父
親の兄の妻:伯母
親の弟:叔父
親の弟の妻:叔母
親の姉:伯母
親の姉の夫:伯父
親の妹:叔母
親の妹の夫:叔父

兄弟姉妹の子ども(男):甥
兄弟姉妹の子ども(女):姪

※他にひ孫、ひ孫の配偶者も入ります

【4親等】
祖父母の兄:大伯父
祖父母の弟:大叔父
祖父母の姉:大伯母
祖父母の妹:大叔母

▼親の兄弟姉妹の子ども(いとこ)
年上のいとこ(男):従兄
年上のいとこ(女):従姉
年下のいとこ(男):従弟
年下のいとこ(女):従妹

甥姪の子ども(男):大甥
甥姪の子ども(女):大姪

※他に高祖父母、玄孫も入ります

親族紹介の仕方

親族紹介は控室に一同が集まり、両家が向かい合った状態で行なわれます。

親族の並び方、座り方の順番に関しては「挙式参列者名簿順」が、新郎新婦との関係性が分かりやすく、順々に紹介できるので、あちこちに視線が行かなくて良いです。

親族紹介の方法としては「代表者形式」と「自己紹介形式」の2通りがあります。

【代表者形式】
代表者(両家の父親など)が、それぞれの親族の氏名と新郎新婦との関係を説明する。

【自己紹介形式】
親族一人ひとりが、自分の氏名と新郎新婦との関係を説明する。

どちらでも良いのですが、親族紹介で多いのは「代表者形式」です。
父親にさえ話を通しておけば良いので「当日の親族紹介で氏名と新郎(または新婦)との関係性を言ってください」と説明して回る面倒さがありません。

親族に「人前で話すのが苦手、難しい」という人がいたり、時間的な都合で「スムーズに滞りなく進行していきたい」という事情があったりするのであれば、なおさら良いです。

ただし久し振りに会う親戚になると「名前や続柄が良く分からない」という場合も出てくるので、カンペとなる挙式参列者名簿は、忘れずに持参してもらいます。前日に式場に預けて、親族紹介の前に渡してもらうという方法もあります。

「それでは新郎様のお父様より、ご親族の紹介をお願いいたします」と指示を出してくれると思うので、新郎父親から親族紹介を始めます。「さん」などの敬称は略します。

新郎父親
「新郎の父 ○○ です。
本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。
私から○○家の親族を紹介させていただきます。

新郎の母 ○○ です。」

紹介された人は、立っていれば一歩前に出てお辞儀、座っていれば立ってお辞儀をします。

新郎母親
「新郎の母 ○○ です。宜しくお願いいたします。」

新郎父親
「続きまして、新婦の兄の夫  ○○ と、姉の ○○ です。」

新郎義兄
「○○ です。宜しくお願いします。」

新郎姉
「姉の ○○ です。宜しくお願いいたします。」

という流れで進めていきます。

全ての親族を紹介後は、結びのあいさつを行ないます。

新郎父親
以上、○○家の紹介でございます。
末永くお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。

※忌み言葉である「終わります」「終了します」は使わないように注意しましょう。

欠席者がいる場合は?

親族紹介は「結婚式に参加している親族を紹介する」という意味合いが強いので、欠席者がいる場合は紹介しなくても良いです。

ただし新郎新婦と関係性が深い人が欠席していたり、席次表に名前はあるが、この場には居なかったりする場合は、各家の親族紹介が終わり、結びのあいさつをする前に「本日、~~という理由で、この席にはおりませんが(関係性)の ○○がおります」と一言付け加えてもらいます。

その辺りの判断は、代表者である父親に任せても良いと思います。

最後に

父親に親族紹介をしてもらう際は「名前と続柄を間違えさせない」と「忌み言葉をうっかり使わせさせない」ことが必要不可欠になります。せっかくのお目出度く、大切な席なので失敗がないようにしたい所です。

  • 挙式参列者名簿は分かりやすく大きな字で書く
  • 簡単な台本(メモ書き)を用意して、進行がスムーズに進むように手配する

など、自分たちができる範囲で良いので、失敗しそうな部分に関しては、手回しをしておきましょう。

親族紹介後は集合写真撮影→披露宴受付へと進んでいきます。

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