結婚式場見学へ行く前にチェック!ブライダルフェア当日の確認・質問すべきポイント

両家の顔合わせや結納が終わった後、次に待っているのが「結婚式や披露宴を行なう会場探し」です。

各結婚式場では、ほぼ毎日、毎週のように式場見学やブライダルフェアが行なわれており、自分たちが行なう会場を決める際の大きな参考になります。

しかしながら、内情をよく知らず、雰囲気や第一印象、スタッフさんの甘い言葉だけで決めてしまうと、後々、不都合な部分が出てくる可能性が高くなります。

自分たちが希望する結婚式を挙げるために、確認しておきたいポイントをまとめてみました。

【結婚式場の選び方】

  • どのような結婚式、披露宴にしたいかを考える
  • 各条件の優先順位を決める
  • 日程、招待客の人数、大まかな予算を考える
  • 結婚情報誌や結婚情報サイトで、気になる会場をピックアップ
  • 資料請求や結婚式場見学、ブライダルフェアを申し込む
  • 会場を決定・親の了承を得る
  • 正式に申し込む

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まずは結婚式場のタイプと特徴をチェック

結婚式場には「専門式場」「ホテル」「ゲストハウス」「レストラン」など、会場のタイプごとに、特徴やメリット・デメリットが分かれます。

【専門式場】
結婚式専門の施設だけあり、設備が整っており、式場ならではの人気の演出がしやすい。
本格的なチャペルや神殿を備え付けられている式場が多く、披露宴会場も充実している。
洋館や日本邸宅の外観、内装に凝った式場も多く、結婚式や披露宴のコンセプトに応じた選択も可。

ホテル
伝統と格式があり、洗練された雰囲気が特徴。
スタッフのサービスの良さや料理の美味しさにも定評あり。
設備が充実しており、立地や交通の便も良く、宿泊も可能なので遠方からの招待客も呼びやすい。
※ホテルによっては割引サービスが受けられることも。
招待客に親戚や職場の人など年配の方が多く「フォーマルでオーソドックスな式と披露宴にしたい」という人に選ばれている。

ゲストハウス
一軒家を貸し切りにでき、豪華さがある。
会場は洋館や日本邸宅、クラブハウスなど雰囲気は様々。
プライベート感が高く、広いスペースを利用した演出もしやすい。
庭園やテラスがあれば、ガーデンウエディングやガーデンパーティーも行なえる。
「専用式場やホテルでは難しい、おしゃれな演出を盛り込んだ結婚式・披露宴にしたい」という人に選ばれている。

レストラン
通常はレストラン営業をしている店舗を貸し切って行なう。
「料理の美味しさ」に評判が良い。
プランナーがいる場合が多く、提携会社から衣裳や引き出物が手配できる。
結婚式用に設備が作られていない分、他の会場と比較して不便に感じる部分が出やすい。
結婚式や披露宴だけではなく、1.5次会や披露パーティーにも向いている。
「美味しい料理で招待客をもてなしたい」「アットホームでカジュアルな雰囲気にしたい」という人に選ばれている。

【国内リゾート】
沖縄や北海道、軽井沢など、国内のリゾート地で行なう。
参列者にも観光を楽しんでもらえる。
会場タイプは様々。

海外挙式
挙式と新婚旅行がセットになったもの。一番人気はハネムーン先としても定番のハワイ
招待客は、家族や一部親族、親しい友人など、ごく少数。

【その他】
公共施設や船上クルージング、アミューズメント施設(テーマーパーク、遊園地、水族館など)
元々が挙式や披露宴を目的とした施設では無いので「挙式のみ」や「会食」になる場合あり。

「自分たちの挙式・披露宴はどのような雰囲気で行ないたいのか?」によって、向き不向きな会場があるので、式場選びに迷った時は、まずは数ある結婚式場の中から「会場のタイプ」で絞ってみましょう。

希望の挙式スタイルが可能かどうか

牧師さん

結婚式場によって可能な挙式スタイルに違いがあり「希望の挙式方法で式が行なえるかどうか?」は重要なポイントになります。

一般的な専門式場:キリスト教式、人前式、神前式(一部)
ホテル:キリスト教式、人前式、神前式
ゲストハウス:キリスト教式、人前式、神前式(非常に少ない)
レストラン:人前式が主流
神社:神前式

挙式の三大スタイルは「キリスト教式」「神前式」「人前式」です。
最も人気が高いのが「キリスト教式」で、例年半数以上に選ばれています。次に神前式、人前式と続きます。

【キリスト教式】
神と参列者に結婚を誓う。最も人気の高い挙式スタイル。
花嫁の婚礼衣裳はウエディングドレスが主流。
結婚式場やホテルのチャペルでは誰でも挙式が可能だが、街の教会で行なう場合は勉強会や礼拝に参加することが求められる。

【神前式】
神道に基づいた伝統的な挙式スタイル。
新郎新婦の婚礼衣裳は紋付袴や白無垢、色打掛、黒引き振袖など和装が主流。
神宮や神社だけではなく、結婚式場やホテルでも神殿を設けて行なえる所がある。
参列者は家族や親族が中心。 

【人前式】
家族や親族、友人が結婚の証人となり、参列者の前で結婚を誓う。
他の挙式スタイルと比べて、進行に決まりが無く、フォーマルにもカジュアルにもなる。
ほとんどの結婚式場で行なえる。

【仏教式】
仏様とご先祖様に夫婦の契りを誓う。
寺院や先祖代々の菩提寺、自宅(夫の実家が多い)の仏前で行なう。
新郎新婦の服装は和装が一般的。
仏教式で式を挙げるのは、かなり少数派。

収容人数(キャパシティ)

一般的な披露宴・披露パーティーの招待客人数は「75.5人」です。

親族:26.8人
学生時代の恩師・友人(勤務先以外の友人):26.1人
勤務先の上司・同僚:16.5人
親の友人・知人・近所の人:3.0人
その他: 3.1人
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合計:75.5人

参考資料:ゼクシィ結婚トレンド調査2015

会場の収容人数によっては、呼べる人数に制限が出てくる可能性があります。

専門式場やホテル、ゲストハウスであれば特に問題ありませんが、レストランウェディングだとキャパオーバーになることも。

また家族や親族が中心となる少人数結婚式の場合は、会場の広さが気になることも考えられるので「どのような宴会場が利用できるのか?人数に対して不相当ではないか?」を確認しておくと安心です。

披露宴の食事・食事形式

結婚式場を選ぶ時は「料理の味」や「見た目の美味しさ」も重要な要素になります。

やはり「食事の美味しさ」は、招待客をおもてなしする際に欠かせないものです。
式場見学の際は「無料試食付き」のブライダルフェアを狙って行くことをおすすめします。

料理メニューは「フレンチ」または「折衷料理」が主流で、それ以外の料理法(イタリアンや和食、中華料理など)や、2人の希望を取り入れたオリジナルメニューに対応してくれるかは会場次第です。

食事形態は「着式正餐(フルコース)」が最も一般的なので、ビュッフェスタイル(着席・立席)やガーデンパーティーを希望する場合は、それらが可能かどうかを確認しておきましょう。

立地・交通の便の良さ

交通

多くの人が出席する結婚式・披露宴だからこそ「立地・交通の便の良さ」を考えることも大切です。

  • 最寄り駅からの距離と時間
  • 最寄りICからの距離と時間
  • 雨や雪が降った時の移動方法
  • 送迎サービス(主要駅からのシャトルバスなど)の有無

遠方からの招待客が多かったり、お車代(招待客の交通費)を考えていたりするのならば、移動距離が短い、公共交通機関の乗り換えが少ない、交通費がかからない、主要駅からの送迎サービスが利用できるなどの条件を満たす式場を探した方が、互いの負担を軽減できます。

また車で来られる招待客を想定して、駐車スペースも忘れず確認しておきましょう。

  • 駐車台数
  • 駐車可能な車のサイズ
  • 近隣の駐車場の有無

ホテルであれば特に心配する必要はありませんが、レストランやゲストハウスでは充分な駐車スペースがないことも考えられるので、近隣の駐車場と駐車料金も調べておくと安心です。

宿泊施設・宿泊提携の有無

宿泊施設

招待客が遠方から来られる際は、式前の「前泊」または式後の「後泊」を希望される場合があります。

その際、結婚式場内に宿泊施設があったり、宿泊提携が可能だったりすると、式場スタッフが手配してくれるので、自分たちで宿泊施設を探したり予約したりする手間が無くて便利です。

ホテルウエディングの場合、招待客や新郎新婦向けの宿泊割引サービスが受けられることが多いので、割高になりがちな宿泊費を抑えられます。

ちなみに、各旅行会社が提供する「JR新幹線・特急と宿・ホテルのセットプラン」を利用した方が、トータルで安上がりになる場合もあるので、そちらも合わせて要チェックです。

結婚式場見学時のチェックポイント

上記の項目に関しては、結婚情報誌やサイトである程度調べられる内容です。

実際に結婚式場を見学したり、ブライダルフェアに参加したりした時は、式場概要に書かれていない所を詳しくチェックしてみましょう。

挙式会場

【会場】
□空間の好み、雰囲気
挙式会場は室内(地上、地下)、屋外によって雰囲気が大きく変わります。

□広さ、席数
実際に座ってみて、予定している参列者が無理なく座れるかどうかを見ます。

【ヴァージンロード】
□長さ、幅
特にトレーンが長いウエディングドレスだと、ヴァージンロードが短いと、ちょっと残念な感じになります。

【その他】
□写真撮影の是非
式場によっては招待客が自由に写真撮影ができない場合があります。

□他の組との挙式時間
1日に何組ものカップルが同じ会場で挙式を行なう場合、時間に追われて入場や退出が慌ただしくなりやすいです。

披露宴会場

【テーブル】
□テーブルレイアウト
丸テーブルを配置した「ちらし型」、長テーブルを並べた「流し型」が一般的です。
それぞれ与える印象が異なり、和やかな雰囲気を希望するなら「ちらし型」、晩餐会のような格式の高さを演出するなら「流し型」が向いています。

□形、大きさ、一卓あたりの収容人数
テーブルが大きいと収容人数が増えますが、正面同士の距離が離れやすく、談笑がしにくくなります。
一方、テーブルが小さすぎると窮屈な印象になり、卓数も増えるので卓上装花代もかかります。

□可能なテーブルコーディネートの種類
テーブルクロスやチェアクロス、センタークロス、ナプキンなど、基本以外の色やデザインになると別料金が発生することがあります。特に「テーブルコーディネートで使いたい色味がある」とこだわりがある場合は要確認です。

【窓、眺め】
□窓の有無、窓からの景色や日当たり
窓からの眺めが素晴らしい会場であれば、それだけで素敵な会場演出になります。
夜景がキレイならばナイトウェディングという手も良いですね。

【壁・床】
□色、デザイン、質感
会場の大半を占める部分なので、会場の印象を大きく左右します。
個性的な色柄だと、お色直し時のカラードレスの色やデザインが映えない場合があるので、既に希望のドレスがあれば「会場の雰囲気に合うかどうか」もシミュレーションしてみます。

【照明】
□インテリアの好み、明かりの色味、演出に照明が使えるか
意外と見逃しがちで写真も撮り損ねやすいのが「天井」と「照明」です。
特に光や照明での演出を考えているのであれば「スポット照明が可能かどうか」も合わせて確認します。

【天井】
□天井の高さ
会場の広さと天井の高さのバランスは大事で、低すぎると圧迫感があり、高すぎるとスカスカな印象になります。
天井の高い低いは、イスに座ってみると、感覚が掴みやすいです。

【目線、導線】
□新郎新婦を見た時に、柱やオブジェなど視界を遮る障害物がないか
□入退場や各テーブルを回る際、ボリュームのあるドレスでも移動がスムーズに行なえるか

【その他】
□ベビーベッド、子供椅子の有無
招待客の中に子どもがいる際は、ベビーベットや子供椅子の手配が可能かどうかを確認しておきましょう。
式場によっては有料の場合があります。

付帯施設

当日利用するのは挙式会場や披露宴会場だけではありません。
ロビーや控室、トイレなど、多くの招待客が利用する場所に関しても要チェックです。

【エントランス】
□雰囲気、与える印象
招待客が初めて目にするのが「エントランス」なので、好印象を与えられるかどうかは重要なポイントになります。

【館内全般】
□分かりやすい案内表示
式場が広いと参列者が迷子になる可能性があります。

□挙式場と宴会場の移動距離
広い式場だと挙式場と宴会場が離れており、移動が大変だったり、迷子になったりする可能性があります。
また屋外と室内の温度差が激しいと、特に薄着の服装だと体調を崩しやすくなるので、空調についても体感しておきます。

□バリアフリー対応の有無
足が悪かったり、車椅子やベビーカーを利用したりする招待客がいる場合は要チェックです。

【ロビー】
□広さ、雰囲気、居心地の良さ
挙式や披露宴の開始時刻まで居ることが多いロビーは、広さや雰囲気も大事な要素です。

【ガーデン、テラス】
□広さ、雰囲気、どのような時に利用可能か
特にメイン会場以外のガーデンやテラスに関して、利用の有無や使うシチュエーションについて聞いておきましょう。

【招待客用の控室】
□利用可能な時間や部屋数、一部屋あたりの広さ、居心地の良さ

【トイレ】
□場所、個数、清潔さ
レストランやゲストハウスはトイレの個数が限られている場合が多いので、大規模な結婚式・披露宴を考えている場合は、不便さを感じるかもしれません。

気に入ればとりあえず仮予約

もし結婚式場見学やブライダルフェアの際に「気に入った」と思えば、とりあえず仮予約をしておきましょう。

特に希望の日取りがある場合、他のカップルに先約を入れられない為には必要不可欠な行動です。

仮予約から本契約までは約1週間の猶予があるので、その間に親に相談したり、別日に他の式場を見学したりできます。

メッセージ・質問などをお待ちしています

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