ソフトチュールを切って縫うだけ!ウエディングベールの作り方

ウエディングベール

挙式で欠かせない「ウエディングベール」は、レンタルで5,000円、買い取りで10,000円以上と値段が高く、ウエディングアイテムの中でも作るのが比較的簡単なので手作りをする人も多いです。

今回は「手作りでウエディングベールを作る時のポイント」についてまとめてみました。

用意するもの

【材料】

  • チュール
  • コーム
  • レース・バイアステープ
  • ビーズなど

【手芸用品】

  • 針と糸(ミシン)
  • ハサミ
  • しつけ糸
  • まち針
  • 透明糸

チュール

チュール

生地の固さ

チュールは生地の固さによって「ソフトチュール」と「ハードチュール」に分類されます。

ウエディングベールで使用されるチュールは「ソフト」タイプが圧倒的に多いので、その中から

  • 触り心地
  • 生地の固さ
  • デザイン性

など、希望のウエディングベールに合わせてチュールを選びます。

洋裁本には「ブライダルレースチュール」という名前のチュールが使われていることが多いのですが、ウエディングドレス生地の「ブライダルサテン」と同様に、なかなか手に入りにくいものなので、普通に「チュール」で探した方が良いと思います。

チュール生地の商品説明を見ると「15D」「20D」「30D」「50D」「70D」と数値が書かれていると思いますが、Dとは「デニール」のことです。

デニール数によって、チュール生地の柔軟性に違いがあり、タイツやストッキングと同様に、数字が多ければ多いほど、糸が太く固くなります。

(柔)15D、20D、30D、50D、70D(固)

手芸店やネットショップなどで、今、見ている商品が、ソフトチュールかどうか迷った時は、デニール数を確認してみましょう。

ウエディングベール用に選ぶ場合は「スーパーソフトチュール」「15D」あたりが向いています。

一般的なソフトチュールよりも柔らかいのが「スーパーソフトチュール」で、手触りや質感は、かなり軽やかになります。

その分、破けやすいというデメリットがあるので(ドレスショップでも、ウエディングベールで繊細な生地のものは買い取りが多い)、取り扱いには充分に注意する必要があります。

チュールの色はウエディングドレスの色に合わせます。

例えば、ドレスがオフホワイトであれば、チュールの色もオフホワイトにすることで、ベールの色味が浮いた感じがありません。

小物合わせ時には、ウエディンググローブの色も合わせますが「ホワイト」と「オフホワイト」の2択だったと思うので、グローブと同じ色を選んでおけば大丈夫です。

長さ

手作りするウエディングベールの長さによって、必要な全長と生地幅に違いがあります。

【ショートベール】ベールがアンダーバストまで届く長さ
全長130cm(フロント65cm+バック75cm)✕幅120~160cm

【ミドルベール】ベールが腰まで届くの長さ
全長165cm(フロント65cm+バック100cm)✕幅150cm

【ロングベール】ベールが床まで届く長さ
全長370cm(フロント70cm+バック300cm)✕幅190cm

チュール選びの際、気を付けたいのが「生地幅」です。

生地幅が「約110cm」のチュールも多いのですが、そうなると幅が足りず、ウエディングベールの途中に縫い跡があるのは、ちょっと見栄えが悪い(気付かない人も多いとは思いますが)ので「生地幅188cm」で探すことをおすすめします。

コーム

コーム

フェイスアップベールを作る場合、髪に留める為の「コーム」は必要不可欠です。
※マリアベールにはコームは付けないので、無くても大丈夫。

上記画像は飾り付きのコームですが、ウエディングアイテムで用いられるコームは

  • 装飾なしのプレーンタイプ
  • 色はシルバー
  • 長さは「約5.5cm(コーム15山)」または「約7.5cm(20山)」

が主流になっています。

アクセサリーパーツ売り場のヘア金具(ヘアアクセサリー)コーナーで1個200~300円で売られています。

レース・バイアステープ

ウエディングベールの縁を装飾する時に使われるものです。

チュールは六角形のネット状の生地で、切りっぱなしでも、端から糸がほつれることはありません。

実際に既製品のウエディングベールでも切りっぱなしのタイプも利用されていますが「何にも飾りがないのは寂しい」という理由で、手作りされる人はベールの縁に何らかの装飾をすることが多く、代表的なのが「レース」と「バイアステープ」の2種類です。

レース

マリアベール

チュールの縁に使われる主なレースは以下の通りです。

  • リバーレース
  • ラッセルレース
  • スカラップレース
  • トーションレース

レースによって、デザイン、手触り、値段も異なり、チュールよりも値段が高く付くことも少なくありません。

ウエディングベールにレースが付くことによって、華やかさがグンとアップするので「写真映え」を意識しながら、好みのデザインを見付けてみてください。

バイアステープ

ウエディングベール

チュールと同系色のサテンバイアステープを使います。
バイアステープで端を包むことを「パイピング」と言います。

「ウエディングベール(サテンパイピング)」と名前がついたウエディングベールを見かけることがありますが、これは「サテン生地のバイアステープでチュールの端を包んだウエディングベール」という意味になります。

ビーズなど

ビーズ、パール、ビジュー、スパンコールなどを、レースやチュールの上に縫い付けたり、(グルーガンなどで)貼ったりすることで、ウエディングベールをキラキラと魅せる効果があります。

全体に散りばめたり、招待客から良く見える部分(左腕周り)に模様を作ったり、レースに華やかさを加えたりと、やり方は様々にあり、苦労しがいがある所です。

作り方

【ミドルベールの材料】
全長165cm(フロント65cm+バック100cm)✕幅150cm

チュール(幅188cm):150cm
レース:6.3m
コーム15山(約5.5cm):1個
サテンリボン(1.8cm幅):10cm

針・糸
ハサミ
まち針
しつけ糸
透明糸

【作り方】
1.自分が作りたいウエディングベールの長さに合わせてチュール生地を購入する。
2.チュールの端にレースを付ける場合、外周に合う分の長さのレース(またはバイアステープ)を購入する。
3.チュールを4等分に折りたたみ、端を丸く切る。

4.チュールの端とレース(またはバイアステープ)の端を合わせて縫う。

レースの縫い方

5.フロント部分とバック部分に分けて2つ折りにする。
6.折り目の中心部10~20cmなみぬいをして、コームの長さまで糸を引く(ギャザーを寄せる)。
7.サテンリボンをチュールの内側に当てて、ミシンで片方をぬう。包んでぬい合わせる。
8.サテンリボンにコームの根本を、かがりぬいをして、留める。
9.ピーズやスパンコールで装飾をほどこす。

いかがでしたか?

「最初から作るのが面倒……」と感じるのであれば、市販のシンプルなウエディングペールをネット通販などで購入して、レースやスパンコール、ビーズを付けていくという方法もあります。

手作りのウエディングベールは手間がかかりますが、作業自体は難しくないので、あまり洋裁経験がない人でも比較的作りやすいウエディングアイテムだと思います。

凝った内容にしなければ半日で完成するので「何か作ってみたい」と思う人は、まずはウエディングベールから始めてみてはいかがでしょうか?

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