結婚披露宴のクライマックス、花嫁の手紙を読み終えた後、お互いの両親へ「感謝の気持ち」としてプレゼントを渡すタイミングがあります。
目次
両親へのプレゼント内容
両親への贈呈品としては「花束」が定番人気です。
結婚式場または提携の花屋さんで、会場装花やブーケ・ブートニアの打ち合わせの際に「両親への花束は、どのような物にしますか?」と確実に聞かれるので、当たり前のように用意することになると思います。
その際に「花束以外に何か記念品も渡すかどうか?」によって、別に贈り物を考える必要が出てきます。
▼親へのギフトの内容(複数回答)▼
花束:64.1%
手紙:20.9%
写真:10.6%
ぬいぐるみ:9.1%
時計:10.5%
食器:5.8%
花束以外の植物:4.4%
食べ物:3.5%
ポエム:4.1%
似顔絵などのイラストや絵画:3.5%
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2016
金額
親へのギフトの金額は全国平均で3.5万円。
「花束」または「花束+記念品」の形で贈ることが多いので、花束や記念品の値段によって金額に差が出ます。
私が利用した花屋の両親への花束の値段は「5,000円/8,000円/12,000円」✕2つで、設定されていました。
予算からプレゼントを考えるのであれば両親への贈り物は1万円~3万円くらいを見積もっておけば、安過ぎず高過ぎずの金額になり選びやすいと思います。
▼親へのギフトの金額▼
1位:1万~1万5千円未満(17.6%)
2位:2万~2万5千円未満(16.4%)
3位:3万~3万5千円未満(12.9%)
4位:8万円以上(8.9%)
5位:1万5千~2万円未満(8.5%)
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2016
定番人気記念品8選
両親へのギフトの購入先は「会場の専属または提携事業者」または「外部の事業者」で二極化しています。
贈る記念品に応じて、結婚式場から「参考に」とドサッともらった冊子から選ぶ以外にも、お気に入りのショップやインターネット通販を利用しても良いですね。
今回は多数の結婚式ギフトやアイテムを取り扱う「PIARY(ピアリー)」より、両親へのプレゼントとして人気の商品を紹介したいと思います。ギフト選びの参考になれば幸いです。
花束
両親へ渡す定番なのが「花束」です。
結婚式場や式場提携のお花屋さんで、会場装花やブーケの打ち合わせをした時に手配するのが一般的です。
料金はマチマチですが、私が利用した花屋(結婚式場と提携)では、両親への花束は1つあたり「5,000円」、「8,000円」、「12,000円」の3つの価格帯から選べるようになっていました。
値段が高くなればなるほど、花束のボリュームが増します。
花嫁が持つブーケや花婿のブーケトニアとは異なり、両親への花束使用する花材の指定やイメージカラーなど「どのような感じにしますか?」とは聞かれませんでした。
ブリザードフラワー
「花束だと持って帰るのが大変そう」「記念品として、ずっと手元に置いてもらいたい」と思うのであれば、花束ではなくブリザードフラワーにする方法もあります。
花束と同じく会場装花やブーケを依頼する時に、一緒に手配すれば手間がありません。
値段は1万円~。花束よりもボリュームが少なくてコンパクトになりますが、値段は割高になりやすいです。
手紙
両親へ贈る手紙は「花嫁の手紙で使用した手紙」と「記念品と一緒に渡す為に書いた手紙」の2パターンあります。
花嫁は「花嫁の手紙で使用した手紙」、花婿は「記念品と一緒に渡す為に書いた手紙」を渡すようにすれば、片方しか手紙が無いという事態を防げます。
▼ブライズレター▼
フォトフレーム
両親に写真を贈る際は、フォトフレームに写真を入れて贈るのが定番です。
写真はフォトフレームが1枚入りならば「新郎新婦or両親」、2枚入りならば「新郎新婦と両親」の組み合わせが多いです。
一般的なギフトで渡す場合とは異なり、結婚披露宴で渡すフォトフレームは「ありがとう」などのメッセージやポエム入りが人気があります。
価格 | 17,280円 |
大きさ | 600×215×30mm(開いた状態) |
ウエイトドール
ウエイトドールとは「生まれた時の同じ重さの、世界で一つだけのぬいぐるみ」のこと。
両親への贈呈するギフトだけではなく、ウエルカムドールとして披露宴会場前のウエルカムスペースで招待客をお出迎えしたり、披露宴中に新郎新婦の二人がお色直しの為に中座している時に代役として高砂席に置いたり、招待客のお見送りをしたりと、様々なシーンで活躍してくれます。
足裏に生年月日や出生時刻、体重、身長、名前、イニシャル、血液型、メッセージ、星座、結婚記念日、メッセージなどを刺繍で入れられます。
ウエイトドールの中でも定番人気なのが「ウェイトベア(体重ベア)」です。
価格 | 13,608円 |
大きさ | H320×W280×D280mm |
重さ | 約1,000〜4,000g |
他にも、ディズニーキャラクター、スヌーピー、たれぱんだ、ミッフィー、まめゴマ、ハローキティ、ガチャピン、ムック、リラックマ、コアラのマーチ、くまモンなど、様々なウエイトドールがあるので、自分たちや両親が好きなキャラクターにしても良いですね。値段は1体あたり2万円前後が相場です。
3連時計
結婚式で両親へ贈られる時計の定番が「3連時計」と呼ばれる置き時計です。
3つの置き時計は「新郎の両親が使う用」「新郎新婦が使う用」「新婦の両親が使う用」になっており、1枚の木板や同じ土を使って制作するので「家族の絆」や「家族の心をつなげていく」という意味を込めて贈られます。
専門店にオーダーメイドで依頼する他に、木材と時計のムーブメントを用意して「自分たちで手作りした」というカップルも多いです。
価格 | 30,780円 |
大きさ | 1個/180×160×7mm×3 |
食器
贈る食器は「夫婦茶碗」「ペアカップ」「ペアタンブラー」など、ペアが基本です。
実用性のあるものだからこそ、結婚式後も使ってもらえます。
大きさも手頃で重くないので、遠方の地元から来た両親へ渡すのも、負担をかけません。
価格 | 6,480円 |
大きさ | 茶碗/φ115×58mm×2 湯呑み/φ68×84mm(200ml)×2 木箱サイズ/210×250×86mm |
体重米俵
ウエイトドールの「お米版」と言えるのが体重米俵で、新郎新婦が生まれた時の体重をお米の重さで再現しています。
添え紙には、挙式日や名前、誕生日、生まれた時の体重が記載できます。
ウエイトドールとは違い「食べられる」のが大きな魅力で「自分の生まれた時の体重にちなんだ贈り物をしたいけど、親はあんまりドール系が好きではない」「大きなドールを置くスペースがない」という時にも使いやすいです。
価格 | 8,100円 |
大きさ | φ160×210mm |
重さ | 1,000g〜3,800gまで再現 |
いかがでしたか?
両親へ贈る記念品は
- 「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えられるもの
- 生まれてから今までの思い出を振り返られるもの
- 受け取った両親の記念になり、後々になっても使えるもの
を意識して選ぶことをおすすめします。
「育ててくれてありがとう。今後とも宜しくお願いします」の気持ちを込めた、素敵なプレゼントを贈られることを願います。