新婚旅行を兼ねた「海外挙式」が向いているカップルは?費用相場や招待客など気になること

海外挙式

結婚式をする上で「海外ウエディング」に憧れを持っている人は多いです。

「結婚」という一生に一度のシチュエーションを、真っ青な海と空が見える結婚式場で愛を誓えるのは素敵ですよね。

しかしながら、国内と海外では、大きく変わる部分が多く「興味はあるけど、実際には難しそう……?」と思う人も少なくありません。

今回は「ゼクシィ海外ウエディング調査2016」のデータを元に、海外挙式を検討する上で気になる「費用相場」や「誰を招待するのか」、「挙式までのスケジュールプラン」などを、まとめてみました。

海外挙式で人気の国・地域

ハワイ

海外ウエディングで人気なのが、断トツで「ハワイ」。次にグアム、ヨーロッパと続きます。

そもそもハワイは新婚旅行先として大人気の地域で「結婚式と新婚旅行が一緒にできる」という理由から、選ぶカップルも多いです。

  • ハワイ:63.8%
  • グアム:19.0%
  • ヨーロッパ:6.3%
  • アジア(ビーチ含む):3.6%
  • オーストラリア・ニュージーランド:2.6%
  • アメリカ:1.2%
  • サイパン:0.5%
  • カナダ:―
  • 南太平洋ビーチ:0.7%
  • インド洋ビーチ:0.8%
  • カリブ:―
  • その他:0.7%

海外挙式に向いているカップルは?

悩む二人

海外挙式の検討者は40%ほどで、実際に海外で挙式をしたのは1割程度です。

  • 実際に海外で挙式をした:10%
  • 具体的に検討したが行わなかった:3%
  • 少しは検討したが行わなかった:27%

検討はしたけれど、実際に実行するのは、やはり国内挙式と比較してハードルが高いです。

海外挙式を諦める理由として、最も多かったのが「招待客」に関することです。

国内結婚式の招待客人数が平均約70人前後と比較して、海外挙式では約10人と1/7まで激減してしまうので「海外だと、多くの人に来てもらいにくい」のが大きな障害になります。

【海外挙式を実施しなかった理由】

多くの列席者を招待したかった:45.4%
出席者の体力的な負担を考えて:34.1%
出席者のスケジュールを考えて:27.4%
出席者の金銭的な負担を考えて:26.0%
予算の関係:24.0%
手配等が面倒に思えた:16.8%
親や周囲の反対を考えて:14.7%
日程の関係で:11.7%
夫婦の意見が合わなかった:7.7%
手配の方法がわからなかった:2.0%
妊娠した:2.9%
魅力的な場所がなかった:0.6%
その他:6.6%

海外挙式は「以前から憧れていた」など、元々願望があった人が行なうだけではありません。

他にも「新婚旅行も一緒にできる」や「多くの人を呼ばなくても良い」、「国内の結婚式よりも予算や手間がかからない」など、実用的な理由も目立ちます。

【海外挙式の選択理由(複数回答)上位10まで】
海外挙式に以前から憧れていた:56.9%
結婚式だけでなく、新婚旅行も一緒にできる:55.7%
堅苦しい結婚式をしたくなかった:49.1%
多くの人を呼ばなくてすむ:44.0%
景色や環境、天候が良い:40.6%
国内の結婚式よりも特別感がある:32.9%
(家族や友人など)列席者との旅行も一緒にできる:32.9%
国内での結婚式よりも、手間がかからない:32.3%
国内よりも費用が安く抑えられる:30.3%
親孝行をしたかった(親孝行になる):29.7%
周りの人とは違った結婚式をしたかった:18.6%

招待客の人数と内訳

海外挙式での招待客数の平均は9.7人と、新郎新婦の家族や親戚、本当に親しい人だけを呼ぶ「少人数結婚式」が多いです。

親:3.4人
兄弟、親類:4.5人
友人:5.6人
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合計平均人数:13.5人

招待客の内訳は親や兄弟、親戚を招待した人は約8~9割で大半を占め、友人は約4割に留まりました。

その為、招待した方法も「口頭で招待した」が約7割を占めており、国内の結婚式では一般的な「招待状を送った」は約3割と少数派になっています。

招待客が互いの家族だけだと招待状を送る必要性は低くなるので、親しい友人を呼ぶかどうかで、招待状を送るかどうかも変わります。

【国・地域別の招待客の人数と内訳】

2人以内 3~5人 6~10人 11~15人 16~20人 21~25人 26~30人 31人以上 平均人数
ハワイ 12.9% 24.9% 51.5% 6.9% 0.9% 2.1% 9.9人
ヨーロッパ 40.0% 20.0% 20.0% 10.0% 10.0% 6.9人
グアム 6.3% 58.3% 25.0% 8.3% 2.1% 9.9人
アジア(ビーチ含む) 5.3% 15.8% 63.2% 5.3% 10.5% 8.4人
兄弟、親類 友人 その他
全体 96.1% 87.9% 38.6% 9.3%
ハワイ 95.9% 85.6% 45.6% 8.2%
ヨーロッパ 100% 50.0% 30.0% 20.0%
グアム 95.8% 100% 20.8% 12.5%
アジア(ビーチ含む) 94.7% 94.7% 10.5% 5.3%

予算相場

結婚費用

海外挙式の予算は「旅行代金+挙式料」で考える必要があります。

ハワイ挙式の場合の、挙式+2人の旅行代金の平均予算は、

●110万円~198万円(JTB『2016年挙式経験者アンケート』)
●205.6万円(ゼクシィ海外ウエディング調査2016)

になっています。

国内の結婚式では挙式・披露宴、披露パーティー総額が「招待客70人で360万円」が相場なので、結婚式と新婚旅行セットで「100~200万円」は安く感じます。

旅行代金

2人の旅行代金の平均は78.7万円

旅行先によっても金額に差があります。

  • ハワイ:81.4万円
  • ヨーロッパ:92.1万円
  • グアム:45.5万円
  • アジア(ビーチ含む):73.2万円

挙式費用

挙式費用の平均は113.8万円で、会場使用料、衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ、写真・ビデオ、関係者への謝礼など、全てが含まれた金額です。

  • ハワイ:124.2万円
  • ヨーロッパ:90.6万円
  • グアム:106.0万円
  • アジア(ビーチ含む):71.3万円

時期によって費用変動あり

挙式場の人気時期(6月、10月、11月)は予約が取りにくく、費用も通常期より高くなります。

旅行代金はGW(4月下旬~5月上旬)、夏休み(7月中旬~8月)、SW(9月連休)、年末年始(12月下旬~1月初旬)、春休み(3月下旬)が高くなります。

海外挙式で人気のハワイは一年中温暖な気候なので、挙式や旅行代金が高い時期を避けた方が安上がりと言えますね。

旅行代金 挙式代金
4月 安い 普通
5月 安い 普通
6月 普通 高い
7月 高い 安い
8月 高い 安い
9月 高い 普通
10月 普通 高い
11月 安い 高い
12月 安い 普通
1月 安い 普通
2月 安い 普通
3月 普通 普通

衣裳代

ウェディングドレス

新郎新婦の衣裳総額の平均は41.3万円(新郎が12.1万円、新婦は29.1万円)。

衣裳の手配方法と手配先によって、多少の金額差が出ます。

【新郎の衣裳費用:12.1万円】

衣裳の手配方法

  • 国内で購入:13.8万円
  • 国内でレンタル:11.1万円
  • 国内で選んで現地でレンタル:9.4万円
  • 現地でレンタル:11.7万円

衣裳の手配先

  • 旅行会社・プロデュース会社:13.5万円
  • 旅行会社・プロデュース会社の紹介先・提携先:12.4万円
  • 外部の衣裳店:10.0万円

【新婦の衣裳費用:29.1万円(全体)】

衣裳の手配方法

  • 国内で購入:30.7万円
  • 国内でレンタル:28.6万円
  • 国内で選んで現地でレンタル:26.8万円
  • 現地でレンタル:23.5万円

衣裳手配先

  • 旅行会社・プロデュース会社:31.0万円
  • 旅行会社・プロデュース会社の紹介先・提携先:29.5万円
  • 外部の衣裳店:26.6万円

お土産費用

お土産代の平均は7.2万円
「4~6万円未満」が最多の31%で、「2~4万円未満」が27%、「10~12万円未満」が21%と続きます。

【挙式実施地域別のお土産費用の平均】

  • ハワイ:7.6万円
  • ヨーロッパ:8.9万円
  • グアム:5.7万円
  • アジア:4.5万円

国内の結婚式のお土産代の平均が「9.6万円」と比較して、2.4万円も低い金額になっています。

参列者の旅行の手配や負担はどうする?

海外挙式では、招待客の旅行の手配や旅費の負担は誰がするものなのでしょうか?

旅行の手配に関しては「全てまとめて手配した」「各自にまかせた分もある」「全て各自にまかせた」が、ほぼ1/3ずつにバラけた結果になりました。

  • 列席者の分もすべてまとめて手配した:37%
  • 列席者の分はまとめて手配した分もあるし、各自にまかせた分もある:35%
  • 列席者の分はすべて各自にまかせた:27%

旅費の負担状況

招待客の旅費は「全く負担しなかった」が半分以上になりました。

「新郎新婦へのご祝儀を出さない代わりに旅費は自分たちで負担する」や「一部は負担してもらうが、全額は出させない」という意見が多いようです。

  • すべて負担した:12%
  • 一部を負担した:30%
  • まったく負担しなかった:58%

招待客の旅費を負担した場合の負担金額は全体平均で92.9万円になります。

呼ぶ人数を10人と考えると「1人あたり約9万円」が新郎新婦の負担金額の目安と言えますね。

一部負担か全額負担かによって、二人が負担する金額も大きく変わってきます。
「100~150万円未満」が23%で最も高く「20~30万円未満」が12%、「200万円以上」が11%と続きます。

海外ウエディングを行なった国や地域によって、負担金額の平均も80万円ほど差が出ています。
これは国や地域によって旅行代金(特に航空券)に大きな差がある為です。

  • ハワイ:88.5万円
  • ヨーロッパ:167.0万円
  • グアム:93.5万円
  • アジア(ビーチ含む):89.0万円

親や親族からの援助は?

海外ウエディングの費用として、親や親族から援助があったのは「72.5%」と、国内の結婚式と同じくらいの割合で親からの援助を受けている人が多いことが分かります。

援助額の総額の平均は147.8万円で、国内結婚式・披露宴の場合は援助総額の平均が183.9万円と比較すると、やや低めの金額になっています。

50万円未満:9.8%
50~75万円未満:12.9%
75~100万円未満:4.5%
100~125万円未満:21.2%
125~150万円未満:3.0%
150~175万円未満:10.6%
175~200万円未満:3.0%
200~225万円未満:19.7%
225~250万円未満:1.5%
250万円以上:13.6%
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平均総額:147.8万円

挙式形式

教会挙式

挙式の形式は「キリスト教式」が70~80%と最多で、次に多いのが「人前式」の15~20%になります。

海外挙式だけあり、日本独特の神前式や仏式で挙式をすることは、ほぼありません。

海外挙式独特の演出としては「親や参列者に現地の衣裳で参列してもらう」が挙げられます。
例えば、ハワイならば「アロハシャツ」や「ムームー」を着るなど。他にもレイを使った「レイセレモニー」の演出をする人も。

キリスト教式 人前式 その他
ハワイ 83.3% 14.6% 1.7%
ヨーロッパ 69.2% 15.4% 11.5%
グアム 78.0% 20.0%
アジア(ビーチ含む) 84.0% 16.0%

挙式会場

挙式会場は海外挙式をする国や地域によって、バラツキがあります。

【ハワイ】
「ホテル以外のチャペル」が半数を占め「ホテル内のチャペルまたは教会」と「現地教会」が半々ずつ。

【ヨーロッパ】
「現地教会」が65.4%が最多で「宮殿やシャトー」も利用されている。

【グアム】
「ホテル内のチャペルまたは教会」が6割、「ホテル以外のチャペル」が3.5割の2択。

【アジア(ビーチ含む)】
「ホテル内のチャペルまたは教会」が大多数。

ホテル内のチャペルまたは教会 現地教会※1 ホテル以外のチャペル※2 ガーデン 宮殿やシャトー 邸宅、別荘、一軒家 市庁舎 その他
2016年 25.7% 22.6% 40.9% 5.1% 1.1% 0.6% 0.3% 2.9%
ハワイ 12.9% 24.9% 51.%5 6.9% 0.9% 2.1%
ヨーロッパ 7.7% 65.4% 3.8% 15.4% 3.8%
グアム 62.0% 36.0% 2.0
アジア(ビーチ含む) 88.0% 4.0% 8.0%

※1:信者の礼拝など宗教行事を行なうことを目的とした施設
※2:結婚式を行なうことを目的とした会場

海外挙式の流れ

では実際に、どのように海外挙式を考えていけば良いのでしょうか?
「JTBウエディング」のモデルスケジュールを元に、申込みから当日までのスケジュールを紹介します。

プランの相談・決定・申込み

時期:挙式1年~3ヶ月前頃

海外挙式を取り扱う旅行会社やプロデュース会社にて、プラン内容の相談や決定を行ないます。

衣裳の試着と予約

時期:挙式3ヶ月前頃

新郎・新婦の衣裳は「国内で購入またはレンタル」「国内で選んで現地でレンタル」「現地でレンタル」の4通りの手配方法があります。多いのは「国内で購入」と「国内で選んで現地でレンタル」です。

旅行会社やプロデュース会社が紹介や提携する「ウエディングサロン」で婚礼衣裳の試着や予約を行ないます。
「近くにサロンが無い」「来店の時間が無い」など、試着が難しい場合は、現地での試着になります。

出発・到着

時期:挙式日前

現地に到着して1日目に挙式はありません。

ウエディングサロンで打ち合わせ

時期:挙式日前日の午前中~午後
ウエディングサロンにてウエディングアドバイザーと挙式当日のスケジュールや今後の旅行内容などを確認します。

衣装合わせ

時期:挙式日前日の午後
ウエディングドレスなど婚礼衣裳の最終確認(サイズチェックやサイズ合わせ)を行ないます。

ホテルの部屋で支度

時期:挙式日当日・ホテル出発2時間前

担当スタッフがヘアメイクと着付けのお手伝いをしてくれます。
支度終了後、リムジンがホテルまで迎えに来てくれるので、それに乗って挙式場へと向かいます。

挙式

挙式場に到着後、新郎新婦は牧師さんと顔合わせ。家族や招待客は別室で式の流れの説明を受けます。

会食やビーチフォト

時期:挙式後
挙式後はウエディングパーティーや会食、写真撮影(ビーチフォト)などを行ないます。

結婚式関係が終われば、後は新婚旅行(ハネムーン)を楽しむだけです。


海外ウエディングを検討する際は、最もメジャーな旅行会社のプランを最初に見て「何が定番なのか?」を押さえると、自分たちがしたいプランが見えやすくなってきます。

例えば「JTBウエディング」などは有名ですよね。どのようなプランがあるのかを確認してから、それ以外の旅行会社やプロデュース会社などと比較してみることをおすすめします。

JTBの公式サイトはこちら

国内で挙式や披露宴、披露パーティーはする?

  • 披露宴・披露パーティを行なった:44%
  • 挙式も披露宴・披露パーティも行わなかった:55%

「挙式も披露宴・披露パーティも行った」は7%と少数派なので、海外挙式を行なった人の約4割は、海外挙式後に国内で披露宴や披露パーティーを行なっています。

実施時期は「海外挙式後」が圧倒的に多く、平均9.3週間後(約2ヶ月後)に行なわれます。

国内での披露宴・披露パーティを行なったきっかけは「自分たちの希望で」が76%と、親や友人・知人からの勧めよりも比率が格段に高くなっています。

理由としては「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」と「海外挙式に来られなかった人に結婚のお披露目をするため」など、海外挙式はどうしても招待人数が限られてしまう分「呼べなかった人向けに、国内でも行ないたい」と思う人が多いです。

披露宴・披露パーティの平均招待客人数は65.2人で、一般的な結婚式の招待客人数「71.4人」と比較しても、そう変わりません。ただし親族は少なめ、友人中心の傾向があります。

一方「行なわなかった」の最多の理由が「海外でやったので」「国内だと列席者を多く呼ばなければならなかった」なので、国内で改めて式や披露宴、披露パーティーをするかどうかは「本人たちの意思次第」な部分が大きいです。

ちなみに国内での披露宴・披露パーティーの平均費用は197.0万円。
招待客人数65.2人で197.0万円は、ほぼ一般的な披露宴・披露パーティーの金額と差がありません。

形式は「ご祝儀制」が41%、「会費制」が44%で、ほぼ半々です。
「誰を呼ぶのか?」「披露宴の内容はどうするのか?」によって、ご祝儀の有無を決めてみると良いです。

会場

国内での披露宴・披露パーティ会場で人気が高いのが「レストラン」の41.6%で、次にホテルが14.9%、一般の結婚式場が13.0%と続きます。

レストランで挙式と披露宴を行なうレストランウェディングは少数派なのですが、海外挙式後の1.5次会として多く利用されています。

食事は「コース料理」が62%で最も多く「着席ブュッフェ」が20%、「立食ブュッフェ」が10%と続きます。
定番はコース料理ですが、ブュッフェ形式でのカジュアルな形式での食事も選ばれています。

友人が中心でカジュアルな1.5次会を希望するならば「レストラン」、親族や職場関係の人が多くフォーマル感を出したいのであれば年配受けする「ホテル」や「一般の結婚式場」が向いていますね。

ゼクシィなど結婚式・結婚式場口コミサイトでは、自分たちの希望に応じた式場・会場検索が行なえるので、合わせて活用してみて下さい。

結婚式・結婚式場口コミサイト(ゼクシィ)

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