【ゆうちょ銀行】結婚後の手続き、住所・氏名・届け印(印章)の変更方法まとめ

通帳と印鑑

結婚や引っ越しにより、銀行など金融機関で行なう必要がある手続きは以下の通りです。

  • 引越しをした→住所の変更
  • 名字が変わった→氏名(名義)の変更・銀行印の変更(改印)

必要なものを持参して、取り扱いの窓口へ行き、各種変更届を記入して提出します。
金融機関によっては、窓口以外にもインターネットや電話、郵送で手続きが行なえる場合もあります。

詳しい手続き方法には金融機関によって多少の違いはありますが、今回は多くの人が利用しているゆうちょ銀行の各種変更手続き方法をまとめてみました。

変更手続きは「窓口」のみ

郵便局の貯金窓口やゆうちょ銀行窓口で、各種変更手続きを行ないます。

他の金融機関ではインターネットや電話、郵送で各種変更手続きが可能な場合が多いのですが、ゆうちょ銀行は全て不可。

受付は平日のみ
お取り扱い時間(営業時間)は9時~16時が一般的です。

各都道府県にある「○○中央郵便局」では、16時~18時まで貯金窓口を開けていることも多い為、仕事帰りに行く方法もあります。

郵便局やゆうちょ銀行は、昼も営業しているので、昼休みを利用して行くこともできますね。また代理人の申請も可能です。

関連リンク:店舗・ATM – ゆうちょ銀行

代理人に手続きを依頼する場合

住所・氏名・印章の各変更手続きは、代理人に委任することもできます。

各手続きに必要な書類と「代理人に手続きを委任する」という内容が記載された委任状が必要になります。

委任状や委任状の記載例は委任状について – ゆうちょ銀行に詳しく記載されています。

必要な物

各種変更手続きに必要なのは、基本的に以下の3つです。

  • 通帳※
  • お届け印
  • 本人確認書類

※通帳を発行しない無通帳型総合口座「ゆうちょダイレクト+(プラス)」を利用している人は、通帳の代わりにキャッシュカードを持参します。

投資信託口座や国債口座を利用している場合は、上記に加えて「マイナンバーが記載されている書類」が必要になります。

窓口に「姓名変更・改印届書(兼 住所移転届け書)」が用意されているので、必要事項を記入します。

変更内容によって、必要なものが微妙に異なるので「住所変更」「氏名変更」「印章(お届け印)変更」のそれぞれで必要なものを詳しく紹介したいと思います。


【各種変更手続きを行う前に……】
本人確認書類は新住所や新姓が記載されたものが必要になるので、まずは住民票を取得後、運転免許証の記載変更手続きを行なうことをおすすめします。

住所変更手続き

●通帳

●住所移転届書
住居移転届は氏名変更・改印届書と同じ用紙なので、氏名変更や届け印を変更する際もまとめて手続きが可能です。

●お届け印
ゆうちょ銀行で口座を作った際に、お届け印として登録した印鑑(ハンコ)。

●本人確認書類
新住所が記載された公的書類。
氏名変更と同時に行なう場合は、新旧の住所や氏名が確認できる書類(戸籍抄本、運転免許証など)も必要です。

氏名変更手続き

●通帳
●キャッシュカード
キャッシュカードには住所を記載する欄が無いので、住所変更の際は要りませんが、キャッシュカードには名前が刻印されているので、氏名変更の際には必要になります。

●氏名変更届書
氏名変更届書は改印届書や住居移転届書と同じ用紙なので、届け印や住所変更も一緒に手続きができます。

●お届け印
ゆうちょ銀行で口座を作った際に、お届け印として登録した印鑑(ハンコ)。
結婚で名字が変わり、旧姓から新姓のお届け印に変更したい(=改印したい)場合は、新しい印鑑も忘れず持参します。

●本人確認書類
新姓が記載された公的書類。
住所変更と同時に行なう場合は、新旧の住所や氏名が確認できる書類(戸籍抄本、運転免許証など)も必要です。

印章(お届け印)変更手続き

結婚により名字が変わっても、お届け印が「名前」であれば、特に印章変更(改印)の必要はありません。

銀行印は実印とは異なり、旧姓のままでも使用は可能です。
これは印鑑の照合は名前ではなく「登録済み印鑑との形が一致するか?」で行なう為です。

預金取引であれば問題なく使えますが、融資取引などの場合は本人の戸籍の名前と違うと、融資取引の契約が「本人の意思によるもの」と証明が難しくなるので、後々のトラブル回避の為、取引が行なえないという事態が発生します。

氏名変更の際に、通帳やキャッシュカードの名前も合わせて変更する必要があり、提出する用紙も同じなので、まとめて変更手続きをした方が楽ですね。

●通帳

●改印届書
改印届書は氏名変更届書や住居移転届書と同じ用紙なので、他の変更をする際に合わせて手続きをすると便利。

●お届け印(旧印章=今までの印鑑、新印章=新規で登録する印鑑)
印章変更の手続きを代理人が行なう場合は、代理人の本人確認書類と印章も追加で必要です。

●本人確認書類

良くある質問

良くある質問

ゆうちょ銀行のWebサイトを見ても分からない部分に関しては、実際に質問して回答をもらいました。
手続きの際の参考になれば幸いです。

証書・保管証とは?

ゆうちょ銀行の「住所・氏名・印章の変更」を見てみると、通帳の下に「証書」と「保管証」という書類が書かれています。

証書・保管証とは「定期預金口座などを開設している場合に、ゆうちょ銀行から配布される書類」のこと。
普通預金通帳のみの変更であれば、通帳だけで大丈夫です。

通帳は新しいものになる?

変更事項が記載された同じ通帳を引き続き利用します。

変更個所にゆうちょ銀行の訂正印+手書きで書き込まれるので、見栄えはあまり良くありませんが、変更後すぐに使えます。

通帳の余白が無くなった時に、新しい通帳に切り替えを行ないますが、その際に変更箇所がきちんと印字されたものに変わります。

また通帳の本人確認が済んでいない場合は、本人確認が行なわれるので、本人確認書類の持参を忘れないようにしましょう。

本人確認書類には何がある?

本人確認書類は「手続きの際に、本人による手続きであることを確認する」という目的で必要になるものです。

原本必須でコピーは不可。
本人確認書類は「住所、名前、生年月日が記載された公的書類」で、以下のものが当てはまります。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降に交付されたもの)
  • 各種保険証
  • 在留カード、特別永住者証明書
  • 住民基本台帳カード(写真付きで住所が記載されているもの)
  • 個人番号カード(通知カードは不可)
  • 児童扶養手当証書
  • 特別児童扶養手当証書
  • 母子健康手帳(母および子に限る)
  • 身体障害者手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 国民年金手帳
  • 療育手帳
  • 戦傷病者手帳
  • 旅券(パスポート)、乗員手帳
  • 取り引きで使用する印鑑に係る印鑑登録証明書(発行後6か月以内)

他には官公庁から発行・給付された住所、名前、生年月日の記載のある写真つきの公的書類(例:国会議員の証明書、写真つきの市民証など)も対象になります。

関連リンク:本人確認書類一覧 – ゆうちょ銀行

新居に引っ越したけど、住所が実家ならば変更しなくて良い?

通帳やキャッシュカードを失くした場合、再発行手続きを行ないますが「ゆうちょ銀行に登録されている住所」と「住民票や運転免許証、保険証に記載された住所(=新居の現住所)」が異なると、本人確認が面倒になります。

新旧の住所が記載された運転免許証(変更後、次の更新になると古い住所の情報が無くなる)や住民票など公的機関の証明書が必要になり、何かと手間と時間がかかるので、やはり住所変更しておいた方が良いです。

氏名変更時にキャッシュカードの持参は必須?

キャッシュカードは窓口で回収されるので、忘れずに持参する必要があります。

新姓名義のキャッシュカードは、自宅に届くまで2週間前後かかり、新しいキャッシュカードが手元に届くまでは、通帳で各種取引になります。

副印鑑廃止でお届け印が分からない場合は?

副印鑑廃止

ゆうちょ銀行では2013年6月3日から、通帳表紙裏面に貼られている副印鑑(お届け印の表示)を廃止しました。
通帳の紛失や盗難にあった場合、副印鑑によってお届け印が偽造される可能性が考えられる為です。

以前までは「ゆうちょ銀行の届け印が分からなくても通帳を見れば大丈夫だった」のですが、副印鑑廃止によって、それができなくなりました。

お届け印の印鑑が何か分からなくなった場合は、通帳、印鑑、本人確認書類を持参して、最寄りのゆうちょ銀行や郵便局の貯金窓口でお届け印の確認ができます。

持参する印鑑は「届け印として登録した可能性がある印鑑」で、どの印鑑も該当しなかった場合は、新しい印鑑を登録します。その場合の印鑑は、新姓、名前どちらでも大丈夫です。

関連リンク:通帳への副印鑑貼付の廃止について – ゆうちょ銀行

JP BANKも同時に手続きできる?

JP BANK(キャッシュとクレジット機能が一つになったカード)の変更手続きも当日、同時に行なえます。

そもそもJP BANKカードWEBでは、住所、氏名、電話番号などの変更は、ゆうちょ銀行窓口でしか受け付けていないので、通帳やキャッシュカードと一緒に変更した方が確実に楽ですね。

新規発行後、手元に届くまでに1ヶ月前後かかるので、JP BANKカードを使ってのカード決済はできず、貯金の引落しは通帳から行なう必要があります。

まとめ

「引越しをして住所が変わり、結婚して名字が変わり、届け印が旧姓なので印鑑も変更する必要がある」という場合に必要な持ち物は以下の通りです。

  • 通帳
  • キャッシュカード(JP BANKカード)
  • 登録済の届け印
  • 新しく登録する届け印
  • 新しい氏名・住所が記載の本人確認書類(顔写真付き)
  • 旧住所と氏名が分かる本人確認書類(戸籍抄本や旧住所記載のある運転免許証)

後は貯金窓口の取り扱い時間(平日の9時~16時、店舗によっては~18時)に最寄りの郵便局やゆうちょ銀行で、局員さんの案内に従って変更手続きをすればOK。

ゆうちょ銀行は何かと利用する機会が多いと思うので、結婚後は早めに手続きを行ないましょう。

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