ハワイのATMでキャッシュカードは使える?対応銀行と利用時の注意点まとめ

海外ATM利用

ハワイのATMでキャッシュカードを使って現金(現地通貨)を下ろすには、海外対応のキャッシュカード「国際キャッシュカード(インターナショナルキャッシュカード)」を利用する方法があります。

国際キャッシュカードを利用するメリットは以下の通りです。

  • 現地のATMやCDで現地通貨が下ろせるので、多額の現金を持ち歩く必要がない
  • 現地通貨が得られるので、外貨両替をする手間が省ける
  • クレジットカードのような審査が無い分、誰でも持ちやすい
  • 1日あたり引き出し限度額があり、預金口座と直結しているので、使い過ぎる心配がない
  • 預金口座から引き出すので、金利がかからない

一方でデメリットもあり、クレジットカードを利用したキャッシングの手数料が「1万円相当未満だと100円+税、1万円相当以上だと200円+税」なのに対して、国際キャッシュカードの手数料は「引き出し額のVisaワールドワイドが定めるレート(非公表)+4%~5%」なので、金額や回数にもよりますがクレジットカードでキャッシングした方が手数料がお得なことが多々あります。

また現在、国際キャッシュカードを取り扱っている金融機関は非常に限られており、ほとんどがVisaデビッドやJCBデビットなどの「デビット機能付きのキャッシュカード」になっています。

ハワイ現地のATMからキャッシュカードを使って現地通貨を引き出しを考えているのであれば、まずは「自分が持っている銀行のキャッシュカードは海外ATMで使えるかどうか?」を確認して、デビットカードを申し込むかどうか考えてみることをおすすめします。

【用語解説】
CD(Cache Dispenser):現金の引き出しと残高照会のみを扱う機器のこと。現金自動支払い機。
ATM(Automated Teller Machine):預け入れ、引き出し、残高照会、通帳記入、振込、振替などを扱う機器のこと。現金自動預け払い機

「現地通貨を引き出す」という用途であれば、CDとATMのどちらでもOKです。

新生銀行

新生銀行

「国内ATMであればいつどこで使っても手数料が完全無料」と「毎月最大20ポイントのTポイントが貯まる」のが嬉しい新生銀行のキャッシュカードは、国際キャッシュカードとしても利用可能です。

専用カードを発行する必要がなく、手持ちのキャッシュカードがそのまま使えるので、発行手数料もかかりません。

現在、新生銀行の口座を持っておらず、国際キャッシュカード目当てで口座開設をする場合は、個人番号(マイナンバー)の届け出が必要になります。電話にて届出書類を請求後、返送または店舗へ持参して手続きを行ないます。

使える海外ATM 世界200以上の国と地域にあるVISAまたはPLUSマークの表示がある230万台以上のCD・ATMが対象。
カード発行手数料 無料
引き出し手数料 無料
キャッシュカード 口座開設時に作ったキャッシュカードがそのまま使える(専用カード無し)
暗証番号 国内ATM利用時の暗証番号(数字4桁)と同じ
出金限度額 初期設定は0円
1日あたりの出金限度額は最大10万円まで
残高照会 円普通預金の残高が現地通貨に換算されて表示される
※残高照会の取り扱いが不可なCD・ATMや日本円で残高を表示するCD・ATMもある
円換算レート Visaワールドワイドが定めるレート(非公表)+4%のレートで、引き出した金額(現地通貨)を円換算
利用目的の制限 現地での宿泊費、交通費、食事代、身の回りの品、お土産物の購入費、学費、医療費などに限定

【利用時の注意点】
・新規に口座開設した後、海外ATM出金限度額は0円に設定されています。
その為、海外ATM利用前にインターネットまたは電話で限度額を変更する必要があります。
限度額は1日あたり0~10万円の範囲内で設定が可能です。

・2016年1月以降に口座を開設した人が、利用する場合は個人番号(マイナンバー)の届け出が必要になります。
電話で届出書類を請求後、返送するか店舗へ持参して手続きを行ないます。

・引き出し口座は「円普通預金」に対応しています。
外貨普通預金を利用する場合は「海外プリペイドカード GAICA(Flex機能付き)」になります。

SMBC信託銀行

SMBC信託銀行

SMBC信託銀行(旧:シティバンク銀行)では、バンキングカード(国際キャッシュカード)が利用できます。

ちなみに2016年から三井住友カードとの提携によりVISAブランドのクレジットカードも取り扱っています。

米ドル普通預金口座の米ドル資金を、米ドルのまま引出し可能な「プレスティア外貨キャッシュカード(米ドル決済専用キャッシュカード)」もあります。既に口座に預けている米ドル資金を引き出すので、引き出しごとに、為替手数料がかからないのがメリットです。

使える海外ATM citi、citibank、VISA、PLUSマークの表示があるCD・ATMが対象
カード発行手数料 無料
利用手数料 引き出し:1回あたり200円+税
※インターネットでの口座開設で実質0円に
※追加でCD・ATM設置銀行独自の手数料がかかる場合あり
キャッシュカード 口座開設時に作ったキャッシュカードがそのまま使える(専用カード無し)
出金限度額 初期設定限度額は1日あたり10万円相当額(日本円換算)
残高照会 不明
円換算レート SMBC信託銀行店頭での米ドル電信売レート(TTS)+5%のレートで、引き出した金額(現地通貨)を円換算
利用目的の制限 海外における滞在費(宿泊代、交通費、食事代、その他衣食住関係費、身の回り品や土産品の購入費、学費、医療費)など

三井住友銀行

三井住友銀行

三井住友銀行の国際キャッシュカードは、2010年5月24日より新規申込み受付を終了しています。

以前に国際キャッシュカードサービスを契約していれば、現在も利用可能ですが、新規に国際キャッシュカードを発行することはできませんんのでご注意ください。

使える海外ATM 世界200以上の国と地域にあるVISAまたはPLUSマークの表示がある230万台以上のCD・ATMが対象。
カード発行手数料 1,050円
利用手数料 引き出し:1回あたり108円
残高照会:1回あたり54円
※追加でCD・ATM設置銀行独自の手数料がかかる場合あり
キャッシュカード 専用カードあり
出金限度額 日本円換算で最高20万円以内
残高照会 普通預金残高が現地通貨に換算して表示する(残高照会手数料54円が差し引かれた金額)
※残高照会の取り扱いが不可なCD・ATMや日本円で残高を表示するCD・ATMもある
円換算レート Visaワールドワイドが定めるレート(非公表)+5%のレートで、引き出した金額(現地通貨)を円換算
利用目的の制限 現地での日常生活費など

ハワイ旅行前&海外ATMを利用する前の注意点

預金残高を確認する

現地通貨の引き出しは預金残高の範囲内で利用できます。

クレジットカードだと預金残高の金額に関係なく引き出せますが、キャッシュカードは預金口座に直接繋がっているので、残高以上の金額を引き出すことはできません。

その為、例えばハワイ旅行中にクレジットカード利用分の口座引き落としがある場合は「残高不足でクレジットカードの請求額が引き落としできなかった」や「クレジットカードの引き落としがあり、キャッシュカードで現金が引き出せなかった」という可能性が出てきます。

旅行前に残高照会を行ない、不足しそうであれば追加するなどの対策をしておきましょう。

暗証番号は国内ATMと同じ

海外ATMを操作時に表示される”Enter Pin Number” や “Enter Your Secret Code”で入力する番号は、国内ATMの時と同じ暗証番号(数字4桁)です。

当たり前の話ですが、暗証番号が分からないと引き出しが一切できないので、旅行前には暗証番号を再度確認しておきます。

また暗証番号のメモをキャッシュカードと一緒に保管したり、生年月日や自宅住所、電話番号などを暗証番号にしたりすると、第三者にも暗証番号が分かってしまうので避けましょう。

ATMの利用限度額は必要最低限に設定する

ATMの利用限度額は最大10万円まで設定できます(海外ATMやCDによってはそれ以下に設定されている場合もあります)が、不正に現金が引き出しされても少額で済むように、必要最低限の限度額に設定しておきます。

ハワイはクレジットカード社会なので、ほとんどの現地での支払いはクレジットカードで済ませると思うので「現地通貨が足りなくなった時に少額だけ」くらいの金額設定にする程度で大丈夫だと思います。

緊急時の連絡先を別にメモしておく

  • キャッシュカードの盗難や紛失
  • ATMにカードや現金が飲み込まれたまま出てこない

などのトラブルが起きた時は、すぐに各銀行に連絡をする必要があります。

海外から電話をする際は、専用の電話番号に掛けるので、事前に電話番号をメモしたり電話帳に登録したりしておくと、トラブルに遭った時も慌てずに済みます。

帰国後は暗証番号の変更&出金限度額をゼロに戻す

カード情報が盗まれて不正に使用されることを防ぐ為にも、帰国後は暗証番号を変更したり、海外ATMの出金限度額を0円にしたりなど、対策をした方が安心です。

海外旅行保険の付帯は一切なし

クレジットカードでは当たり前のように付帯している「海外旅行保険」ですが、国際キャッシュカードには一切ありません。

デビット機能付きキャッシュカードやクレジットカードには、ショッピング保険や不正利用補償が付いている場合がほとんどなので「万が一の事態」には弱いのがデメリットの一つですね。

いかがでしたか?

新しく国際キャッシュカードが取得可能な金融機関は「新生銀行」と「SMBC信託銀行」くらいに限られています。

ほとんどの金融機関は「デビット機能付きキャッシュカード」での対応になっているので、上記の銀行で口座開設を考えておらず、デビット機能付きキャッシュカードに対応する金融機関に口座を持っているのであれば、そちらを利用した方が使い勝手が良いです。

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