結婚式のご祝儀の金額相場・総額まとめ!招待客の年齢や地域別で違いはある?

ご祝儀

結婚式のご祝儀は「この度はおめでとうございます」という意味合いでいただく金銭のことですが、招待客が自分が受けるおもてなしの費用を自己負担する「結婚資金の援助の一つ」と考えることもできます。 

その為「いただけるご祝儀の総額(予定)から、結婚式と披露宴の会場や人数、予算を考える」ことを提案するウエディングプランナーさんもいます。

支払う金額が決まっている会費制ではなく、ご祝儀制の結婚式や披露宴を考えているならば、やはり「ご祝儀の金額相場」は気になる所ですよね。

ゼクシィ結婚トレンド調査2016のアンケート結果を参考に「1人あたりのご祝儀額」を見てみたいと思います。

招待客の内訳別に見るご祝儀金額

ご祝儀の平均金額

ご祝儀の金額は新郎新婦との関係性によって変わります。

【全国(推計値)】

  • 友人:3.0万円
  • 上司:3.8万円
  • 親族:6.4万円
  • 恩師:3.6万円

ご祝儀の金額は、別れる(分かれる)ことを意味する「偶数(2、4、6)」や縁起の悪い「4(≒死)、9(≒苦)」が避けられることから、奇数の金額にするのが一般的です。

ただし「8(八)」は末広がり「10」は区切りが良いことから、例外的にOKになっています。

友人:3万円

2万円未満:0.2%
2~3万円未満:2.5%
3~4万円未満:96.8%
4~5万円未満:0.3%
5~10万円未満:0.2%
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平均金額:3万円

一般的なご祝儀の金額を見ると「2~3万円」とありますが、2~3万円未満は2.5%と少数派です。

ご祝儀で「2万5千円」のような半端な金額を出すことは無いので「2万円」でしょう。
ただし2だと割り切れるので「1万円札が1枚、5千円札が2枚」として3枚にする方法が取られます。

友人からのご祝儀相場は「3万円」で、「2万円」にするのは学生や新社会人、家庭の事情などの理由がある場合に限定されます。
招待する友人の全国平均が26.6人なので、ご祝儀額が2万円なのは1人居るか居ないか……という感じになると思います。

上司:3万円または5~10万円

2万円未満:0.1%
2~3万円未満:1.3%
3~4万円未満:57.8%
4~5万円未満:8.7%
5~10万円未満:31.0%
10万円以上:1.2%
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平均金額:3.8万円

会社の同僚や先輩、後輩、部下であれば、友人と同額の「3万円」が相場です。

上司も同様に「3万円」が半数を占めますが、花婿や花嫁と関係が近い場合は「5~10万円」を包む場合も少なくありません。

親族:3万円または5~10万円以上

2万円未満:0.1%
2~3万円未満:0.5%
3~4万円未満:12.2%
4~5万円未満:5.8%
5~10万円未満:58.7%
10万円以上:22.6%
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平均金額:6.4万円

親族からのご祝儀の金額は、新郎新婦との関係、一人出席か夫婦や家族出席かによって、大きく変わります。
親や親戚と話し合ったり、過去の親戚の結婚式を参考にしたりして「親族間のルール」を確認しておきましょう。

【おじ、おば】
一人:5~10万円
夫婦:5~8万円

【いとこ】
未婚:おじやおばと一緒に出席する場合、同世帯として、おじ、おばと一緒のご祝儀袋に包む。一人3万円程度。 
既婚:別世帯での招待になるので、1人だと3~5万円、夫婦だと5~8万円。

【祖父母】
一人:5~10万円
夫婦:8~10万円

恩師:3万円

2万円未満:0.3%
2~3万円未満:2.9%
3~4万円未満:67.5%
4~5万円未満:1.7%
5~10万円未満:26.1%
10万円以上:1.6%
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平均金額:3.6万円

学校や習い事の先生は「3万円」が相場になります。

年々のご祝儀の金額は変化なし

2010年からの平均金額の推移を見ても、各招待客のご祝儀の平均金額はほとんど変わりません。

ただし親族は5.8万円(2010年)→6.4万円(2016年)と、6,000円アップしています。

友人 上司 親族 恩師
2016年 3.0万円 4.0万円 6.5万円 3.7万円
2015年 3.0万円 3.9万円 6.3万円 3.7万円
2014年 3.0万円 4.0万円 6.4万円 3.8万円
2013年 3.0万円 3.9万円 6.5万円 3.7万円
2012年 3.0万円 4.0万円 5.8万円 3.7万円
2011年 3.0万円 3.8万円 5.8万円 3.8万円
2010年 3.0万円 3.8万円 5.8万円 3.8万円

地域によって、ご祝儀の金額に差はある?

名古屋など派手婚で有名な地域もありますが、地域別にご祝儀の金額を見ても、地方差がほとんど無いことが分かります。

「自分たちの結婚式は派手で豪華にしたいので、ご祝儀は多くもらいたい」と思って計画を立てるとNGで、思ったようなご祝儀の総額にならず「お金が足りない!」となるのは目に見えていますね……。

友人 上司 親族 恩師
全国(推計値) 3.0万円 3.8万円 6.4万円 3.6万円
北海道 3.1万円 4.0万円 9.2万円 -万円
青森・秋田・岩手 2.7万円 3.1万円 5.4万円 3.1万円
宮城・山形 2.9万円 3.5万円 5.0万円 3.3万円
福島 2.9万円 3.5万円 5.5万円 3.3万円
茨城・栃木・群馬 3.0万円 3.6万円 5.9万円 3.5万円
首都圏 3.0万円 4.0万円 6.5万円 3.7万円
新潟 3.0万円 4.0万円 6.1万円 3.5万円
長野・山梨 3.0万円 3.5万円 6.1万円 3.3万円
富山・石川・福井 3.0万円 4.0万円 6.4万円 3.6万円
静岡 3.0万円 3.9万円 6.3万円 3.6万円
東海 3.0万円 4.0万円 6.6万円 4.0万円
関西 3.0万円 3.9万円 6.8万円 3.9万円
岡山・広島・山口・鳥取・島根 3.0万円 3.6万円 6.9万円 3.6万円
四国 3.0万円 3.5万円 6.4万円 3.7万円
九州 2.9万円 3.5万円 6.0万円 3.4万円

披露宴・披露パーティ会場別

披露宴・披露パーティーの会場は「一般の結婚式場」「ホテル」「レストラン」「ハウスウエディング(ゲストハウス)」が主に利用されています。

会場別のご祝儀金額を比較してみましたが、あまり金額に差がありません。

友人 上司 親族 恩師
一般の結婚式場 3.0 4.0 6.3 3.8
ホテル 3.0 3.9 6.6 3.6
レストラン 3.0 3.8 6.1 4.5
ホテル・式場・会館内のレストラン 2.8 3.5 7.6 3.3
ハウスウエディング(ゲストハウス) 3.0 3.9 7.0 3.6

妻の年齢別

妻の年齢別にご祝儀の金額を見ても、特に大きな変化はありません。

「花嫁の年齢が上がれば上がるほど、招待客の年齢層が上がるので、ご祝儀額も上がる」ということは無いようです。

友人 上司 親族 恩師
24歳以下 3.0 3.9 6.4 3.4
25~29歳 3.0 4.0 6.6 3.8
30~34歳 3.0 3.9 6.6 3.7
35歳以上 3.0 4.0 6.1 3.2

招待人数ごとのご祝儀総額

地域別

地域によってご祝儀総額に大きな差があります。

ご祝儀総額が高い地域=招待客の人数が平均よりも多いので、招待客の人数が多ければ多いほど、ご祝儀総額も高くなる傾向にあります。

ただし決められた金額を支払う「会費制」の結婚式が多い北海道(85.6%)や青森・秋田・岩手(34.6%)が、招待人数の割にご祝儀の平均総額が低くなっていますね。
※その他地域では9割前後がご祝儀制の結婚式・披露宴を行なっています。

招待人数平均 総額平均
全国(推計値) 71.6人 232.3万円
北海道 83.2人 140.6万円
青森・秋田・岩手 99.9人 220.4万円
宮城・山形 76.1人 205.9万円
福島 87.0人 251.8万円
茨城・栃木・群馬 74.3人 241.9万円
首都圏 68.6人 232.0万円
新潟 66.8人 207.5万円
長野・山梨 74.5人 232.8万円
富山・石川・福井 64.4人 214.0万円
静岡 71.3人 248.7万円
東海 62.0人 216.2万円
関西 61.9人 209.9万円
岡山・広島・山口・鳥取・島根 66.4人 226.8万円
四国 83.9人 245.0万円
九州 93.3人 287.3万円

披露宴・披露パーティー会場別

披露宴・披露パーティー会場別に見てみると、一人あたりのご祝儀金額に多少バラツキがあります。

会場によって親族中心、友人中心など、招待客の人数や内訳に違いが出やすいので「誰を招待客に選んだか?」によって、金額にも違いが出るようですね。

平均招待人数 平均総額 一人あたりの平均金額
一般の結婚式場 71.9人 228.2万円 約3.1万円
ホテル 72.4人 241.5万円 約3.3万円
レストラン 59.3人 212.5万円 約3.5万円
ホテル・式場・会館内のレストラン 42.4人 186.8万円 約4.4万円
ハウスウエディング(ゲストハウス) 71.2人 253.4万円 約3.5万円

「挙式のみ、披露宴はしない」場合のご祝儀は?

結婚式と披露宴では、お金がかかり、招待客をもてなす目的があるのが披露宴の方なので「挙式のみ」であれば、ご祝儀はいただかないのが基本です。

招待状を送る前、各自に連絡をする段階で「披露宴はしないので、ご祝儀は用意しなくても良い」と伝えて、招待状にも「ご祝儀辞退」の一文を入れれば、招待客に「ご祝儀が不要」が明確に伝えられますね。

【招待状の例文】
「ご祝儀などはご遠慮させておりますので、どうかお心遣いはなさいませんよう、お願い申し上げます」

「ご祝儀などのお心遣いはご遠慮(辞退)させて頂きます」

とは言え「何かお祝いは贈りたい」という人が多いので、式前や式当日に「結婚祝い」という形で金銭や品物をいただく可能性があります。その際は頂いてから1ヶ月以内を目安に「内祝い」を贈ります。

各データを色々と見てきましたが、ご祝儀の金額は年齢や地域、会場による差はなく、新郎新婦との関係性(友人、上司、親戚、恩師など)によって大きく変わります

基本的に招待客が多ければ多いほど、式・披露宴の総額も高くなりますが、1人あたりのコストも下がります。
ご祝儀の金額が年齢や地域、会場で変わらないのであれば、多くの人を呼んだ方が、安上がりになりやすいと言えますね。

多少なりとも、ご祝儀をあてに結婚式や披露宴を考えているならば「結婚式費用の支払い日」にも注意が必要です。
会場によっては式の1~2週間前に支払いを求められる所も少なくありません。

「ゼクシィ」などの結婚情報サイトでは、会場ごとに記載されているウエディングデータの「支払方法」に、いつまでに支払えば良いのかが明記されている場合もあり、こだわり条件に「カード払い可」や「当日払い可」「後払い」で絞り込んで検索することも可能です。

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