意外と簡単!引っ越し・結婚(入籍)後、運転免許証の氏名・住所変更手続き方法

運転免許証

入籍に伴う姓変更や引っ越しによって、氏名や住所、本籍が変わると、運転免許証を含む様々な身分証明書も合わせて変更(書き換え)の手続きが必要になります。

転入届や転居届、婚姻届を役所に提出しても、運転免許証の個人情報が自動的に更新される訳ではありません。

運転免許証は本人確認書の中でも比較的、良く使うものなので、住所や名字が変わった後は、最寄りの警察署や新住所の管轄の運転免許センターで済ませてしまいましょう。

いつまでに変更すべき?

日程

道路交通法第九十四条によると、

(免許証の記載事項の変更届出等)
第九十四条  免許を受けた者は、第九十三条第一項各号に掲げる事項に変更を生じたときは、速やかに住所地を管轄する公安委員会(公安委員会の管轄区域を異にして住所を変更したときは、変更した後の住所地を管轄する公安委員会)に届け出て、免許証に変更に係る事項の記載(前条の規定による記録が行われる場合にあつては、同条の規定による記録)を受けなければならない。

引用:道路交通法 – e-Gov

としています。

「速やかに」は、どれほどの期間なのか明文化されていませんが、名字や住所変更をしていないと、

  • 結婚後の新しい身分証明書として使えない
  • 免許更新の通知が届かない(郵便局の転居届の期間は1年間)
  • 罰則として「1万円以下の罰金又は科料」が処される場合がある

など、後々困った事態に繋がりやすいので、早め早めに手続きをした方が良いです。

ちなみに最近結婚した私の友人は「警察署が遠い」という理由で、2ヶ月経っても免許証を変更しなかった所、手続きで役所へ行った際に、職員さんから「何で変更しないの!」という感じのキツめのお叱りを受けたそう。

入籍と引っ越しのスケジュールによって、各種変更手続きのスケジュールに違いが出るので、以下の記事を参考に手続きを進めてみて下さい。

手続きできる場所

  • 警察署(免許窓口)
  • 運転免許試験場(運転免許センター)
  • 運転免許更新センター

警察署(免許窓口)

原則は「住んでいる地域を管轄する警察署」ですが、新しい住所の都道府県であれば、他の市区町村でも手続きが可能です。地域によっては交番でも取り扱いがあります。

ただし車庫証明(自動車保管場所証明書)に関しては、新住所や車の保管場所を管轄する警察署で行なう必要があります。

受付は平日のみで、土曜日、日曜日、祝日、年末年始は不可。

受付時間は地域によって異なりますが、基本的に「9時から16時まで」に行けば確実です。

ただしお昼の時間帯(例:11時30分~13時)は受け付けていない場合があるので、特に「昼休みの時間を利用して手続きをしに行く」という場合、受付時間は確認しておきましょう。

運転免許試験場(運転免許センター)

運転免許試験場(運転免許センター)とは、運転免許の取得に関わる様々な試験を行なっている施設です。

「運転免許の取得の為、学科試験を受けに行く場所」と言えば、分かりやすいでしょうか。

変更の手続きは、新住所を管轄する運転免許試験場(運転免許センター)で行ないます。

最寄りの運転免許試験場を知りたい時は、以下の方法で調べられます。

1.「運転免許センター 都道府県名」で検索する
2.Wikipediaの『運転免許試験場』都道府県別一覧で確認する

優良運転者(運転免許経歴5年以上で過去5年間無事故・無違反)は、全国どこでも運転免許証の更新ができるのですが、今回のような名字変更や住所変更の場合は、受付場所が限られているので注意。

各都道府県に1ヶ所以上設置されており、住んでいる地域によっては、かなり遠い所にありますが、日曜日も手続きができるのがメリットです。

受付は平日(月曜日から金曜日※休日を除く)と日曜日。
時間は朝(8時~9時)から夕方(16時~17時)までが多いです。

お昼(12時~13時頃)は受付けていなかったり、午後だと当日中に免許証が交付されなかったりするので、訪れる時間帯には気を付けましょう。

運転免許更新センター

免許更新や各種変更手続きに特化した施設です。※運転免許の取得は不可。

受付曜日・時間は運転免許試験場(運転免許センター)と同じ。

運転免許試験場がかなり辺鄙な場所にあるのと比べて、運転免許更新センターは街中にあることも少なくないので、移動距離や交通費を考えると、こちらで手続きをした方が便利だったりしますね。

必要書類など

変更する内容によって、持参する必要書類などが異なります。
更新とは異なり、変更手続きにかかる手数料は無料です。

住所の変更

●運転免許証
●住民票
6ヶ月以内に発行されたもの。
「個人番号」が記載された住民票は、原則、取り扱いができません。
住所の変更だけであれば、住民票は返却してもらえます。

住民票が用意できない場合は、新住所と氏名が正しく記載された、いずれかを持参します。

  • 健康保険証
  • 消印のある封書、郵便物(転送されたものは不可)
  • 電気、ガス、水道など公的な機関が発給した領収書

健康保険証には裏面に住所を記入する欄がありますが、新しい住所に書き換えることを忘れずに。

本籍・氏名の変更

●運転免許証
●住民票
6ヶ月以内に発行されたもの。
住所変更だけだと健康保険証などでもOKですが、本籍や氏名の変更の場合は「本籍入り」の住民票の提出が必須になります。返却はされません。

婚姻届を提出・受理された役所で「婚姻届受理証明書(1通350円)」を取得すると、住所地の役所で「住民票」の取得が、すぐに行なえて便利です。

Point
Q.住民票の代わりに、戸籍謄本(戸籍抄本)や婚姻届受理証明書は使えない?

A.戸籍謄本や戸籍抄本を使用する場合は、それらのみでは現住所の確認が取れない為、郵便物や健康保険証などと合わせてであれば使用可能です。

婚姻届受理証明書はそもそも受付不可です。

【疎明資料(そめいしりょう)とは?】
Webサイトによっては必要書類に「疎明資料」と書かれている場合があります。
疎明資料とは、今回の場合だと「姓の変更や新しい住所や本籍が、客観的に確認できる資料」のこと。

写真は必要?

他都道府県から引っ越してきて、住所を変更する場合は「申請前6ヶ月以内に撮影した申請用写真1枚(カラーまたは白黒、縦3cm✕横2.4cm)」が必要な場合があります。

原則は「写真不要」で提出を求められることは無いと思います(私も言われませんでした)が、念の為に変更手続きを行なう予定の警察署や運転免許センターなどで確認をした方が安心ですね。

また写真が必要な場合でも、あくまでも「申請用」であり、運転免許証の写真が変わる訳ではありません。

変更は本人以外(代理人)でも手続き可能?

同居の親族であれば、代理申請も可能です。

代理人は本人確認証(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポート、学生証など)を持参することを忘れずに。

手続きの流れ

1.備え付けの運転免許証記載事項変更届(登録票)に必要事項を記入
2.運転免許証記載事項変更届と住民票などを一緒に提出
3.免許証裏面・ICチップへの書き込み、公安委員会公印の押印後、返還される。

所要時間は10~30分ほど。

混雑具合によって時間は前後しますが、意外とすぐに終わるので、面倒くさがらず変更手続きをしておきましょう。

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